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やまき心理臨床オフィス 立川

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スーパービジョン & コンサルテーション

当オフィスでは、対人援助の専門職(臨床心理士、教師、保育士、看護師、弁護士、児童心理司、家庭裁判所調査官、保護観察官、など)に就かれている方のために、スーパービジョン & コンサルテーションを行っております。




 Yamaki




 Hisamochi




 Kuboyama

八巻 秀のスーパービジョン & コンサルテーションに対する考え方

 人の心理に関わる、あるいは人間関係を扱う仕事をやっていく中で、様々な「壁」にぶつかることは多いでしょう。

 例えば、1つあるいはいくつかの担当するケースの解決に困難さを感じている場合、自分の専門家としての能力に限界を感じたり、専門家としてできることに虚しさを感じる場合など、仕事上でこれらのような色々な 「壁」を意識することは、対人援助の仕事に関わったものならば、誰でも起こりうることです。

 それらの「壁」は、あなたが人の心に関わるプロの専門家になる ためには、決して避けては通れないものであり、それらの「壁」をいくつか乗り越えていくことで、自分の「持ち味」を発揮できる、心理あるいは人間関係を扱うプロフェッショナルになれるのだと思います。

 その「壁」から目をそらさずに、まさに自分の今の課題として、じっくりと取り組んでみませんか? そのような時に、「あまり身近でない心理の専門家」に、スーパービジョンを受けてみることをオススメします。(「身近でない」ということは重要です!)

 勇気を持って・主体的にスーパービジョンを受けようとする行為自体が、その「壁」を乗り越えていくためのきっかけに十分になりうると思います。

スーパービジョンのあり方について現在私(八巻)が考えていることを以下にお示ししたいと思います

(1)「スーパービジョン」よりも「エクストラ・ビジョン(Extra Vision)」を


「あなたの患者さんの治療のことは、ある意味ではあなたが一番知っていることです。私にできることは、スーパービジョン、つまり監督ではありません。あなたの治療に関する報告が私にはどう見えるのかということ、つまりエクストラ・ビジョン(extra vision: 「別の見方」の意味)をあなたに提供することです。
・・・・・岡野憲一郎(著) 自然流精神療法のすすめ 星和書店 P4より

 私自身のスーパービジョンにのぞむ基本姿勢は、上記の岡野氏の述べる「エクストラビジョン」という考え方と同じです。これまでも様々な専門家や大学院生などとお会いしながら、このような考えを持ってスーパービジョン、いやエクストラ・ビジョン(EV)を行ってきました。
これはクライエントに対している時と全く同じことだと思います。

(2)「定期的に」よりも「必要な時に(On Demand)」


 もう1つEVを行う際に心がけていることは、EVを受けに来られた方(バイジー)にとって、「必要なものを・必要な時に(on demand)提供する」ということです。いわゆるバイジーの「ニーズに応えるEVを行う」こととも言えるでしょう。

 しばしば「いざSVを始めると、やめると言いにくい」という声を聞きます。現場で働く方は大変忙しい。なかなか定期的にEVを受ける時間がとれないこともあるでしょう。本当に必要な時、例えば上記のような「壁」に当たったなと思う時に、EVを受けられることが現場で働く方のニーズにかなったことではないかと思います。

(3)「事例を扱う」よりも「問題維持システムを扱う(System Treatment)」

 多くのスーパービジョンでは、1つないしは複数の事例について、スーパーバイジーがスーパーバイザーに相談し助言を受ける、という構図が一般的かもしれません。

 私のEVでは、事例のみにとどまらず、その事例を巡って関係しているあらゆる方々や、バイジーの職場の同僚・上司などとの人間関係についても、話題にのせて検討しています。私がものの見方として採用している「システム論」の考え方では、問題が発生している「問題維持システム」がそこにある限り、それがクライエントだけで生じているはずがないと考えます。

 「問題維持システム」をまさに維持している要素である、クライエント(+セラピスト)やその周りのあらゆる人(システム)を、可能な限りEVで取り上げて、その「問題維持システム」を少しでも「問題解消システム」に変えていくお手伝いをすること、これがEVの作業の1つの大きな目標だと考えています。


  以上、私のスーパービジョンいや、エクストラ・ビジョンでは、「Extra Vision」「On Demand」「System Treatment」の3つの要素を大切にして行っています。

 これからも多くの専門家の方とお会いしながら、その方が担当されているケースが少しでもより良い方向に向かうため、少しでも楽にお仕事を遂行できるように、あるいはその方の心理の専門家としての (学派などにとらわれない本来の)「持ち味」を見つけていくためのお手伝いを、「エクストラ・ビジョン」を通してお手伝いできればと考えています。

 どうぞお気軽に、あるいは勇気を持って、エクストラ・ビジョンをお受けになってみて下さい。

久持 修によるスーパービジョン & コンサルテーション

スーパービジョンの対象者


臨床心理士、および対人援助職(教員、看護師、福祉士、心理職等)に就いており、ケースに対して責任を持てる人(学生不可)

スーパービジョンの特徴

最低限身につけていただきたいことを3ステップで指導します。

STEP 1

ケースについて口頭でプレゼンできる(クライエント像が活き活きとイメージできるように)


STEP 2

ケースについて自分で見立てられるようになる


STEP 3

自分の持っているリソースに気づき、ケースの中で活かせるようになる




スーパーバイジーの能力や特性に合わせた指導を行います

  ケースを行うのはあくまでスーパーバイジー自身です。そのため、「スーパーバイジーが実行可能なことは何か?」という視点でコメントしたいと心がけております。


スーパーバイジーが「お客様」です

 この業界ではスーパーバイザーが「師匠」でスーパーバイジーが「弟子」と言う関係になりやすく、スーパーバイズを受けるのには大変敷居の高いことになっていると思います(特に、専門領域が異なるスーパーバイザーにSVをお願いする場合は尚更)。

 私はスーパーバイジーが「お客様」という考えを持っておりますので、専門領域が違っても、ご希望があればお引き受けいたします。もちろん、1回限りの「お試しスーパージビョン」もOKです。


2~4年程度で卒業を目指す

 1回のスーパービジョンの質を高めるためには、ある程度卒業までの期間を設定しておいたほうが良いと考えております。
※もちろん、設定した期間は絶対ではないので、期間の前に終わりにすることもあるでしょうし、期間が過ぎても継続することはあるかと思います)

久保山 武成の考えるスーパービジョン & コンサルテーション

おいしいものを食べたことがない人に、おいしいものは作れない


料理人が自分の腕をあげるためには、おいしいものを食べに行き、色々な味を覚え、引き出しを増やすそうです。 一方、対人援助職についている人は、対象となる方には優しいのですが、同職種にはとても厳しい傾向があります。 良い援助を受けたことが無い人がそれを提供しようと思ったら、モデルが乏しいので大変な労力を伴います。 ですから、私のスーパーヴィジョンでは、まずはカウンセリングに近いものを提供したいと思っています。 それが良い関わりができるようになるための、一番の近道になると思っているからです。 以下に、具体的に何を大切にしてやっていくのかを書きます。


1.弱点克服ではなく、持ち味を活かす

 スーパーヴィジョンを受けにくるからには、何か困っていることや問題意識を持ってこられるのだと思います。そして、それを克服しないことには前に進めないと感じているかもしれません。もちろん、その点について一緒に考えることを軽視しているわけではありません。


 しかし、自分のダメなところを見すぎると、カウンセリング自体が嫌になってきたり、活き活きした時間になりにくくなってしまいます。 優先順位としては、自身の持ち味や魅力を知っていくことの方が高いのだと思います。 それを理解するだけで、日々の関わり方が変わり、問題が問題じゃなくなってしまう人もいますし、 問題点について考える活力がわいてくるという人もいます。


2.相手の魅力も広がるように対話する

治療関係が行き詰ってしまうと、相手の中に問題を見つけ、距離を取りたくなってしまうものです。しかし、相手の問題点ばかりを見てしまうと、だんだんと意地の悪い気持ちになり、かえってその方と会うのが苦しくなることがあります。 出来れば、今まで気づかなかった相手の良さを探して、その魅力が広がるような対話をしたいと思っています。 それが、次に会うための活力を生み出しますし、その分だけ新しいアイディアが生まれてきます。


3.色んな味を散策する

はじめに書いたように、料理人は色々な味に出会うための努力をしています。 誰かのスーパーヴィジョンだけを受けるよりは、色々な人の研修や、スーパーヴィジョンを受けてみて、 質の高い関わりを提供されることは成長にとって大切なことだと思っています。 ですから、1回だけ試しに受けてみるということも可能ですし、ある期間だけ受けることも可能です。 もちろん、長く受けていただいても構いません。
スーパービジョン & コンサルテーション