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講演会・研修会の予定と記録

八巻 秀の講演会・研修会の予定と記録
2016年度
 4/16    支援助言士協会 第8期コミュニティカウンセラー研修講座 講師
 4/24    やまき心理臨床オフィス主催 アドラー心理学ワークショップ講師
 5/7    神奈川県臨床心理士会研修会 講師
 5/14    一般社団法人日本産業カウンセラー協会 東京支部 研修部主催 講座「家族療法入門」講師
 5/23   テレビ NHK あさイチ「特集:心理学」のコメンテーター
 5/24    秋田県 新任生活保護担当職員 基礎研修 講師
 6/17    埼玉県私立 昌平高等学校 出前授業 講師
 6/21    秋田県総合教育センター生徒指導総合講座 講師
 6/22    秋田県 新任査察指導員 基礎研修 講師
 6/24    支援助言士協会 研修講座 講師
 6/25    一般社団法人日本産業カウンセラー協会 東京支部 研修部主催 講座 講師
 6/26    支援助言士協会 研修講座 講師
 7/1   立川市教育委員会教育支援課講演会講師
 7/2.3    支援助言士協会主催 「こころとからだと向き合うアドラー心理学体感合宿」 講師
 7/8    支援助言士協会 研修講座 講師
 7/10    やまき心理臨床オフィス主催研修 講師
 7/19    秋田県 福祉事務所管理職者 課題別研修 講師
 7/24    一般社団法人日本産業カウンセラー協会 東京支部 研修部主催 講座 講師
 7/26    岩手県教育委員会主催 平成28年度授業力向上研修 講師
 7/28    東京都北区教育相談研修会 講師
 7/29    日本ブリーフサイコセラピー学会第26回六本木大会ワークショップ講師
 7/30    日本ブリーフサイコセラピー学会第26回六本木大会 学会企画シンポジウム指定討論者
 7/31    日本ブリーフサイコセラピー学会第26回六本木大会 学会企画シンポジウム司会者
 8/5    国立市子ども家庭支援センタースーパーバイズ研修講師
 8/20    一般社団法人日本産業カウンセラー協会 東京支部 研修部主催 講座 講師
 8/28    やまき心理臨床オフィス主催研修 講師
 8/30    日野市発達・教育支援センター エール研修会 講師
 9/3    八巻教授の学外ゼミナール
 9/4    日本心理臨床学会第35回秋季大会 自主シンポジウム 企画者&話題提供者
 9/5    八巻教授の学外ゼミナール
 9/9    沖縄県社会構成主義実践研究会 講師
 9/12    東京三弁護士会多摩支部「子どもの手続代理人」に関する弁護士研修会 講師
 9/22    やまき心理臨床オフィス主催研修 講師
 10/1    夢ナビライブ2016 仙台会場 講義ライブ講師
 10/4    家庭裁判所調査官養成課程 第12期後期合同研修 第3班 講師
 10/6    家庭裁判所調査官養成課程 第12期後期合同研修 第3班 講師
 10/8    やまき心理臨床オフィス主催研修 講師 中止となりました
 10/10    一般社団法人日本産業カウンセラー協会 東京支部 研修部主催 講座 講師
 10/12    家庭裁判所調査官養成課程 第12期後期合同研修 第2班 講師
 10/15    日本支援助言士協会コミュニティーカウンセラー第8期講座 講師
 10/16    日本催眠医学心理学会 第62回大会 シンポジウム座長
 10/18    世田谷区シニアスクール講師
 10/21    家庭裁判所調査官養成課程 第12期後期合同研修 第4班 講師
 10/28    平成28年度第2回子ども家庭支援ネットワーク連絡会・実務者会議における研修講師
 10/29    日本支援助言士協会 研修講座 講師
 10/31    出前授業「心理学」講師
 11/3    一般社団法人日本産業カウンセラー協会 東京支部 研修部主催 講座 講師
 11/8    家庭裁判所立川支局 家調協会員研修 講師
 11/11    練馬区福祉職に従事する若手職員対象研修会 講師
 11/12    平成28年度 用賀中学校「道徳授業地区公開講座」講演会 講師
 11/18    東京家庭裁判所調査官自庁研修 第1回 講師
 11/20    秋田県臨床心理士会主催 臨床心理士研修 講師
 11/22    岩手県総合教育センター研修講座 講師
 11/29    江戸川区教育研究所 学校サポート教室開催 所内研修会 講師
 12/2    東京家庭裁判所調査官自庁研修 第2回 講師
 12/3    日本支援助言士協会 第10期養成講座講師
 12/8    家庭裁判所立川支局 家調協会員研修 講師
 12/10    一般社団法人日本産業カウンセラー協会 東京支部 研修部主催 講座「家族療法入門」講師
 12/26    やまき心理臨床オフィス主催研修「八巻の学外ゼミナール」講師
2017年   
 1/5    岩手県教育委員会主催 平成28年度授業力向上研修(免許状更新講習)講師
 1/13    東京家庭裁判所立川支局 家調協会員研修 講師
 1/21    アドラー臨床心理学入門ワークショップ【理論編】講師
 1/22    アドラー臨床心理学入門ワークショップ【ワーク編】講師
 1/23   東京都北区発達障害児支援のための連絡調整会議ミニワークショップ講師
 1/28   東京都国立市 主催『思春期の子どもの理解と対応について』 講演会
 1/30   東京都石神井学園地域公開講座 講師
 2/12   臨床心理士・公認心理師の大学院受験を目指す方のためのフェスタ 講演 講師(株式会社Cutting edge主催 )
 2/16    平成28年度 第11回北区スクールカウンセラー研修会 講師
 3/2    板橋区立障がい者福祉センター 相談支援専門員 研修講師
 3/4    第5回ナラティヴ・コロキウム:ワークショップ講師
 3/9    東京都北区スクールカウンセラー研修会 講師
 3/9    国立市子ども家庭支援センター職員事例検討会 講師
 3/12    公益財団法人パブリックヘルスリサーチセンター主催「ストレス科学シンポジウム:うつにならない第7弾」シンポジスト
 3/15    やまき心理臨床オフィス主催 学外ゼミナール第5回講師
 3/18    やまき心理臨床オフィス主催 学外ゼミナール第6回講師
 3/23   日本産業カウンセラー協会東京支部主催「現場で役立つ!職場のコミュニケーション改善」セミナー 講師
 74 日本産業カウンセラー協会東京支部主催「現場で役立つ!職場のコミュニケーション改善」セミナー 講師
日 時 3月23日(木)14時〜16時半
場 所 産業カウンセラー協会東京支部5階501教室(代々木)
内 容 講演「アドラー心理学が教えるより良い職場のコミュニケーション」
参加者 企業の人事担当、看護師、産業カウンセラー有資格者など、122名
メ モ  今年度最後の研修は、産業カウンセラー協会の広報部が企画する「公益セミナー」の講師を担当してきました。年度末で平日の午後にもかかわらず、会場いっぱいの参加者。そしていざ研修内でワークを入れてみると、みなさん楽しそうに語り合っていました。最初からいい雰囲気! 2時間という研修時間は、休憩を入れるか迷う時間の長さなのですが、講義の合間に度々ワークを入れると時間が経つのが早く感じられて、休憩の必要がなくなるのがいいですね。 アドラー心理学が示すコミュニケーション論を職場にいかに応用するかというテーマで総論的にお話ししましたが、研修終了後のアンケートを見ても参加者には好評だったようです。
 産業カウンセラー協会の講座は来年度も3回シリーズでアドラー心理学を担当するので、こちらではもっと実際の現場に応じた話やワークがやれますね。今から楽しみです。
 さて、当日のパワポ資料はこの下です。参加者の皆さん、パスワードを入れてダウンロードしてくださいね。

 パワーポイント資料
 
    
 73 やまき心理臨床オフィス主催 学外ゼミナール第6回講師
日 時 2017年3月18日(土)10:00〜17:00
場 所 たましんRISURUホール第4会議室
内 容 講義&討議&実習「外ゼミ2017春〜オープンダイアローグの基本を学ぶ」
参加者 医師、家裁調査官、会社員、学生など14名
メ モ  外ゼミの6回目。今回も水曜日の5回目に引き続いてオープンダイアローグの学びを行いましたが、メンバーは違うとまた雰囲気がガラリと変わりました。面白いですね。何となく最初の自己紹介や講義〜実習と「かたさ」を感じながら、最後のオープンダイアローグの体験実習に突入。まあ予想通り、誰も話を切り出す気配がないので、少し待ってから、私の方から「かたさ」を感じていることについてお話ししてみました。すると少しずつ参加メンバーから語りが起き始めて、最後は柔らかい雰囲気になっていきました。うん、やはりオープンダイアローグの場が持つ力をあらためて感じましたね。ただ、今回のゼミ運営の仕方や個々の対応の仕方など、私自身の参加メンバーに応じたコーディネート能力はまだまだだな〜と反省する部分もありました。まだまだ修行ですね!
 
    
 72 やまき心理臨床オフィス主催 学外ゼミナール第5回講師
日 時 2017年3月15日(水)10:00〜17:00
場 所 たましんRISURUホール第4会議室
内 容 講義&討議&実習「外ゼミ2017春〜オープンダイアローグの基本を学ぶ」
参加者 施設の支援員、作業療法士、学生など12名
メ モ  昨年から始めた「外ゼミ」も今回で5回目。(通算回数をつけていくことにしました!)今回はオープンダイアローグを取り上げました。参加者の自己紹介の後、オープンダイアローグは全く初めてという方もいらしたので、丁寧にオープンダイアローグについて紹介&解説しました。そのあとは質疑応答やリフレクティング・トークのワークと続いていったのですが、参加者の皆さんとても熱心でかつノリが良く、会の雰囲気がとても良い(安心安全な)感じになっていきました。最後に40分ほどでしたがオープンダイアローグの体験もでき、それは最後の方はとても安心な会話空間が作られたように思えましたね。いろいろな意見や感想が飛び交い、私自身もいろいろな気づきがあった外ゼミでした。
 18日も同じプログラムでやりますが、また違った参加メンバーなので、さあどうなるか? 今から楽しみです。
 
    
 71 公益財団法人パブリックヘルスリサーチセンター主催「ストレス科学シンポジウム:うつにならない第7弾」シンポジスト
日 時 2017年3月12日(日)13時~16時50分
場 所 早稲田大学国際会議場井深記念ホール
内 容 「うつにならない」をテーマに、心療内科医や臨床心理士の講師3名が各々の立場で講演(八巻は「うつにならない”勇気”〜アドラー心理学の考え方」というタイトル)。その後、3人がパネルディスカッション。
参加者 広く一般、専門家(医師、看護師、臨床心理士等)約200名
メ モ  楽しみにしていたシンポジウムに参加。会場は早稲田大学のりっぱな国際会議場で、天気の良い日曜の午後にもかかわらず、ありがたいことに多くの方にご参加いただきました。私はアドラーが考える「うつ」と「勇気」の関係についてお話しさせていただきましたが、ちょっとあつくるしく語りすぎたかな〜?笑 でもしっかり会場の笑いも取れて満足でした。他のお二人のシンポジストの先生のお話もとても興味深く、その後もパネルディスカッションも、会場からとても良い質問がいくつも出て、私自身も学びが深まった感じでした。司会役の山本晴義先生(横浜労災病院勤労者メンタルヘルスセンター長)のお話もとても勉強になりましたね。
 充実した時間が持てて、帰りは幸せな気分で高田馬場駅まで歩きました。

 参加者の皆さんへのパワポ資料はこの下です。例のパスワードを入れてダウンロードしてください。よろしくお願いします。

 ←パワポ資料

 
     
 70 国立市子ども家庭支援センター職員事例検討会 講師
日 時 2017年3月9日(木)18:00〜20:15
場 所 やまき心理臨床オフィス研修室
内 容 事例検討会
参加者 国立市子ども家庭支援センター職員4名
メ モ  前述の北区のSC事例検討会から移動して、今度は国立市の子ども家庭支援センター職員のための事例検討をやまきオフィスで行いました。今度は北区のそれとは違って、ざっくばらんに自由に事例について語り合うという形。4名中2名は緊急対応で遅れるとの連絡。まさに「事例は会議室ではなく、現場で起こっているんだ!」ですよね。子育ての困難事例を3例ほど検討しましたが、予想通り皆本当に対応が難しいケースばかり。福祉と医療と教育のすべての分野にわたる支援、それも面接だけでなく、家庭訪問や専門機関をつなぐという、ありとあらゆる心理臨床活動を行っている。まさに最前線ですよね。 全国の各自治体に必ずある「子家セン」ですが、どこの職員も疲弊しているのではないでしょうか。
 いや〜あらためて私なんぞでよろしければ、応援していきたい!と強く思いましたね! まずは来年度も何らかの形で国立市の子家センを応援していこう!
 
       
 69 平成28年度 第12回 東京都北区スクールカウンセラー研修会 講師
日 時 2017年3月9日(木)14:30〜16:15
場 所 北区役所滝野川分庁舎1階会議室
内 容 事例検討会
参加者 北区採用のスクールカウンセラーとスクールソーシャルワーカー20名
メ モ  2月に引き続き北区の学校臨床の専門職のための事例検討会で講師というよりコメンテーターを担当してきました。前回と同じ事例提供者の事例プレゼンと質疑応答の後、KJ法での小グループでの事例検討、そして各グループからの発表と展開していきました。事例検討の方法としてはいい方法だと思いますが、今回は何か物足りなさは感じましたね。やはり検討の時間が少ないかな?
 各グループとも事例をどうするかという方向性は出ていましたが、具体的なアクションプランというところまで提示していたグループは少ないように思えました。研修時間が2時間もないんですもんね。まあ仕方がないでしょう。また来年度この方式でやる場合は、また考えて欲しい部分ではあるでしょうね。 あれ?ちょっと愚痴っぽくなったかな?笑
 
     
 68 第5回ナラティヴ・コロキウム:ワークショップ講師
日 時 2017年3月4日(土)10:00〜12:30
場 所 駒澤大学深沢キャンパス・アカデミーホール
内 容 講義&ワーク「リフレクティング・スキル入門:オープンダイアローグ対話実践の基本」
参加者 ナラティブ・コロキウム参加者 約60名
メ モ  目白大学の黒沢幸子先生と原宿カウンセリングセンターの田中ひな子先生とともに「ナラコロ5」でワークショップを行いました。 最初に私がリフレクティング・プロセス&トークについて解説した後、3人でリフレクティング・トークRTのデモンストレーションを行い、そして会場の皆さんもRT体験実習する〜という流れで進行しました。デモは楽しく会話できましたし、その後の体験実習も参加者の皆さん生き生きとRTをやっていましたね。質疑応答というより、参加者のみなさんからのリフレクションに、講師(=先導役)の3人がリフレクションをしながら応えていくという形になっていき、会場全体がとても心地よい会話空間になったように思えました。楽しい時間でした。
 おっと忘れちゃいけない、当日のパワポ資料はこの下です。パスワードを入れてダウンロードしてくださいね。充実感のある会話の時間を共有してくださった参加された皆さんやお二人の講師の先生に感謝です!

(写真)左から田中ひな子先生、黒沢幸子先生、そして私。


 パワポ資料(パスワード入力でダウンロード可能)
 
    
 67 板橋区立障がい者福祉センター 相談支援専門員 研修講師
日 時 2017年3月2日(木)10:30~12:00
場 所 板橋区立障がい者福祉センター4階相談室
内 容 職員のメンタルヘルスのためのスーパービジョン
参加者 板橋区立障がい者福祉センター相談支援専門員6名
メ モ  福祉センターの相談支援専門員のための研修を担当。特に何も準備しないで、その場で出てきた話題でやっていこうと臨みました。予想通り、いろいろな問題について、それぞれ専門員から語られ、それに対して一生懸命真摯に答えながら、会が進んでいきました。最後はこのような機会を持つことの必要性についても話し合うことができました。やはり、現場ではいろいろな問題を職員が一人で抱え込んでしまっているのが現状で、それをちゃんと吐き出す場を確保するのが大事だと改めて思いましたね。また呼んでもらえると嬉しい場&研修ですね。
 
  
 66 平成28年度 第11回北区スクールカウンセラー研修会 講師
日 時 2017年2月16日(木)14:30~16:15
場 所 北区役所滝野川分庁舎1階会議室
内 容 事例検討会
参加者 北区採用のスクールカウンセラーとスクールソーシャルワーカー20名
メ モ  この研修会(事例検討会)は4年連続で講師を担当していましたが、今回は総括担当者が変わったこともあり、新たなアクティブラーニングを取り入れた試みを採用していました。参加者が最初から3〜4人の小グループに分かれていて、事例提供者が簡単に事例を発表した後は、その事例の支援方法についてグループごとに討議するというもの。最初はそのやり方に少し戸惑いましたが、まずはその流れに乗ってみると、そのやり方の改善点が浮かんできたので、それを担当者に指摘しながら進めていきました。そんな感じでやっていったので、当初は最後に私が40分くらい講義をする予定だったのが、残り時間3分程度の講義になってしまいましたね〜(笑)。
 でも結果的には良い形式の事例検討会になったと思えました。3月にもまたこの事例検討会に参加する予定。今から楽しみですね。
 
     
65 臨床心理士・公認心理師の大学院受験を目指す方のためのフェスタ 講演 講師(株式会社Cutting edge主催 )
日 時 2017年2月12日(日)13時〜14時半
場 所 LEC 水道橋校舎
内 容 「臨床心理士・公認心理師を目指す方のために〜資格・大学院生活・ブリーフセラピーについて:その基本的な考え方と技法」というタイトルで講演
参加者 公認心理師・臨床心理士を目指す「以前に心理学を学んだことのある社会人や、現在心理学を学んでいる大学3〜4年生」など約50名
メ モ  上記のフェスタで講演。これから大学院受験を考えている方を対象に、資格のこと、大学院生活の実情、そして自分の専門の1つであるブリーフセラピーについて、お話しさせていただきました。いつものように小グループを作って時々グループワークを挟んでみましたが、次々と質問してくださる方が多くいて、それにしっかりと応答することもできて、一方的な話にならなくてよかったです。最後は予定になかった自分が大事にしていた言葉でしめることができて、まあ納得できる講演会になったかな?
  講演前に水道橋で有名なとんかつやで昼食をとったせいか(?笑)、いつも以上にバタバタと熱く語っていましたね〜。でも今日は不思議と「バタバタ熱く」語ったことを後悔していない自分がいました。参加していた方々は、自分の職業選択の岐路に立っている人たちばかりだったから、私なりのエールを送りたかったからなのかもしれませんね。そうなっていれば嬉しいな〜
 
  
 64 東京都石神井学園地域公開講座 講師
日 時 2017年1月30日(月)13時半〜15時半
場 所 大泉学園ゆめりあホール6階(練馬区東大泉1-29-1)
内 容 「勇気がある大人になるということ〜アドラー心理学による子育て」
参加者 一般市民。約140名
メ モ  先週の国立市に引き続き、子育て講演を今度は大泉学園駅(西武池袋線)近くのホールで行いました。月曜の午後でしたが、たくさんの方が参加してくださって、主催者の方々もとても喜んでいましたね。普段は時間の長いワークショップで実施する「私を勇気づけた人たち」というワークを、あえて講演の中でやってみましたが、みなさん真剣にでも楽しそうに語り合っていたようで、よかったかな? 90分話した後の質疑応答の時間もとても良い質問がたくさん出て、学びが深まった感じでしたね。
 実はこの講演へ出かける当日に両親に「今日の講演、参加してみる?」と冗談で誘ったら、しっかりのってきて、結局最後まで参加していました。帰宅後、先に帰っていた両親からは「良い講演だった」とのお褒めの言葉。まあ〜少しは親孝行できたのかな?笑

  あいかわらず資料の印刷不精(?)で、参加者の皆さんにはご面倒をおかけしますが、当日のパワポ資料はこの下です。どうぞダウンロードして講演を振り返ってみてくださいね。ご参加ありがとうございました。ぜひアドラー心理学の考え方を生活に取り入れていってくださいね。



 パワポ資料
 
  
 63 東京都国立市 主催『思春期の子どもの理解と対応について』 講演会
日 時 2017年1月28日(土曜日)午前10時〜12時
場 所 国立市公民館 地下ホール(国立市中1-15-3)
内 容 「アドラー心理学に学ぶ思春期の子どもへの理解と対応」
参加者 国立市に在住か在勤の方60名
メ モ  国立駅近くの公民館で、アドラー心理学の子育て講演会を行いました。土曜の午前中にもかかわらず、定員いっぱいの参加者。講演時間が1時間半、質疑応答が30分という構成だったので、あえて得意のグループワークは入れず、めいいっぱいお話させていただきました。参加者の中で、ベストセラーの「嫌われる勇気」の本を読んでいる人は数人。(TVの「「嫌われる勇気」を見ている人は2人。)まだまだアドラー心理学を多くの方に伝えていく意義はありそうですね。
 しっかり笑いも取れて、熱く語る部分も入れて、参加者の方も熱心に聞いてくださったようで、まずまず良い講演会になったのではないかなと思いました。
終了後も何人かの方から個人的に質問をお受けしました。十分にお応えできなかった方、ごめんなさい。ぜひまずは本を読んでみてくださいね。(もしよけれな私の本も!笑)
 国立市の子ども家庭支援センターとは昨年からご縁ができてこのような講演会もできて、とても嬉しいですね。今後も良い連携ができていくといいな〜と思いました。
 さて、当日のパワポ資料はこの下です。参加されたみなさんダウンロードをどうぞ。

 パワポ資料
 
    
 62 東京都北区発達障害児支援のための連絡調整会議ミニワークショップ講師
日 時 2017年1月23日(月)14時~16時半
場 所 北区障害者福祉センター別館2階会議室
内 容 ミニワークショップ「発達障がい児と家族を支援するために〜アドラー心理学の考え方」
参加者 保育士、行政相談員、など18名
メ モ  毎年恒例の北区の発達障がい児とその家族の支援に関わる人たちの連絡会議において、ミニワークショップを行ってきました。いつものように3〜4人のグループに分けてグループ討議と講義を織り交ぜながら展開していきました。2時間半と時間はたっぷりあるな〜と臨んだのですが、グループ討議が盛り上がり、時間が足りなくなってしまい、最後の講義は駆け足になってしまいました。講義内容や討議のバランスがやはり難しかった〜課題ですね。今日を含めて週末から3日間連続でワークショップをやったことになったせいか、帰りはだいぶ疲れがありました。自分の体力をきちんと見極めてスケジュールを入れるということも、これからの自分の課題になりましたね。
 
   
 61 やまき心理臨床オフィス+日本支援助言士協会 共催 研修 講師
日 時 2017年1月21日(土)13:00~17:00。22日(日)10:00〜17:00
場 所 東洋英和女学院大学 大学院 (東京都港区六本木5-14-40)
内 容 講義&演習「現場で使えるカウンセリングセミナー」第5回:アドラー臨床心理学入門【理論編】【ワーク編】
参加者 対人援助職の専門家ならびにそれを学ぶ大学院生(21日は40名。22日は50名)
メ モ  昨年出版した「アドラー臨床心理学入門」の著者3名(鈴木義也・深沢孝之・八巻秀)が講師となって、同じタイトルで2日間のワークショップを開催しました。定員ほぼ一杯の申し込みがあって、講師としてはとても意義を感じて臨みました。
  この3人でのワークショップは昨年7月の「アドラー体験合宿」(支援助言士協会主催)でもやっていますし、ここ数年様々な学会のシンポジウムでも何度か一緒に討論などしていることもあり、もう阿吽の呼吸(笑?)で安心してやれる感じ。むかしのYMOに例えて、何かライブセッションをやっている感じでしょうか?

 3人がうまい具合に絡み合い、助け合いながら進行していく面白さがありました。 参加者も両日ともとても意欲的な方ばかり、1日は熱い討論をしましたし、2日目はバリバリワークをやっていただきました。

 終了後は心地よい疲れに浸れましたね。参加者の皆さんはもちろんのこと、会場整備や受付などを頑張ってくださったスタッフの皆さん、そして講師のお二人に、感謝・感謝ですね!
 またこのライブセッションの第2弾やりたいな〜笑

  あっとそうでした当日の配布資料はこの下です。パスワードはそれぞれ違いますのでお気をつけください。どうぞダウンロードして研修を振り返ってくださいね。


会場の東洋英和女学院大学の教室(1/21)


ワーク編の様子(1/22)

 【理論編】のパワポ資料
 【ワーク編】のパワポ資料

 
       
 60 やまき心理臨床オフィス主催研修 講師
日 時 2017年1月13日(金)18:00〜20:00
場 所 やまき心理臨床オフィス研修室
内 容 演習&講義「面接技法セミナー第3回」
参加者 東京家庭裁判所立川支部に所属する家裁調査官9名
メ モ  昨年の11月から月1回のペースでやってきた立川支部の家裁調査官の研修の今回が最終回。
 今回はリフレクティング・プロセスを取り入れたバトンタッチ式ロールプレイを行いました。ベテランの調査官の方2名にクライエント役をやっていただき、2つのグループに分かれて行いました。やはりこのやり方は終わった後の分かち合いは盛り上がりますね。みなさんイキイキと話しておられました。最後は参加者一人一人に感想を聞かせていただきましたが、皆さんそれぞれ良い学びをされていましたね。その中で出てきた質問で「普段から面接技法を鍛えるには?」というものがありました。その観点でも色々な面接技法をトレーニングする工夫を考える必要はありますね。
 家裁調査官の研修は、これまで事例検討が主だったのですが、だんだんと今は面接技法を重視するようになっているよう。私のような「臨床心理的体育教師!?」が必要とされてきているかもしれません(笑)。
 さらに新しい面接技法トレーニング・プログラムの開発も私の課題ですね!
 
  
 59 岩手県教育委員会主催 平成28年度授業力向上研修(免許状更新講習)講師
日 時 2017年1月5日(木)14:20~15:50
場 所 アイーナ(いわて県民情報交流センター)小田島ほ〜る(岩手県盛岡市)
内 容 授業力向上研修講座【必修2】講義「学校で活かす実効的なカウンセリング理論と技法」
参加者 岩手県内の小・中・高・特別支援学校の現職教諭、養護教諭、栄養教諭、など436名。
メ モ  昨年の7月にもあった岩手県の教員免許更新のための講習の1つを再び担当してきました。内容的には7月と同じネタを別の参加者にするというもの。前回同様しっかり昼食は、盛岡冷麺+カルビを食べて、さらに盛岡名物じゃあじゃあ麺まで食べて、会場に向かいました。(食べ過ぎ?!笑)

 研修は、1度昨年7月にやっている内容で、しっかりと準備はしたつもりにもかかわらず、いざ始めてみると、何か進行&展開がうまくいかない感じがありました。なんとかワークを織り交ぜて、ある程度の形に収めることができましたが、研修の出来としては自己評価68点、ギリギリ合格点でしょうか。内容が同じものを再び講義する難しさを感じましたね。帰りの新幹線で振り返ってみると、スライドに書かれていない部分を補足する(例えば説明を膨らませるためのエピソードを語るなど)配慮が足りなかったこと、そのための事前仕込みが足りなかったこと、などがこのような「うまくいかない感じ」につながったのだと思えました。

 私の講義は「その時の自分の旬な考えや思いを生き生きと伝える」のが持ち味なので、1枚1枚のスライドに対して、自分の「思い」をしっかりとイメージする作業が事前に必要なのだと改めて痛感しましたね〜。新年最初の研修体験で、これからの研修準備での良い教訓をいただいたかな?
 さあまた1年頑張ろうっと! 


(写真)会場のアイーナの全景。 
 
  
 58 やまき心理臨床オフィス主催研修「八巻の学外ゼミナール」講師
日 時 2016年12月26日(月)10:00〜17:00
場 所 たましんRISURUホール B1サブホール
内 容 講義&演習「アドラー心理学実践グループセミナー」
参加者 産業カウンセラー、行政相談員、臨床心理学専攻の大学院生など11名。
メ モ  通算3回目の外ゼミ。年末の慌ただしい時期にもかかわらず、11名の方にお集まりいただきました。今回は「アドラー心理学の日常実践化」がテーマ。私の講義とそれに対する質疑応答が予想以上に盛り上がり、午後の「聖域なき質疑応答」の時間が予定よりも少々短くなってしまったのは少し残念でしたね。今回の参加者も、とても濃いメンバー(!)で、いつもながらのディープな学びの時間になったように思います。そのあとも懇親会も楽しかったな〜。クリスマス後の年末に充実した時間をを過ごせました。参加していただいた方々に感謝です。

 さてさて恒例の(?!)当日のパワポ資料は下です。参加者の皆さんはパスワードを入れてダウンロードしてくださいね。

 パワポ資料(パスワード入力でダウンロード可能)


 今年の講演&研修はこれで終了。良い締めになったかな? 皆さん良いお年を〜!!


(写真)外ゼミ終了直後に参加者をパチリ。皆さんとても良い表情ですね〜!!
 
  
 57 一般社団法人日本産業カウンセラー協会 東京支部 研修部主催 講座「家族療法入門」講師
日 時 2016年12月10日(土)10:00〜17:00
場 所 産業カウンセラー協会東京支部代々木教室
内 容 講義&演習「家族療法入門《第4回》」
参加者 産業カウンセラー協会会員など9名
メ モ  この産業カウンセラー協会の家族療法研修も最終回。最初に、5年前に亡くなられたナラティヴ・セラピストの高橋規子さんのことをお話ししました。高橋さんのことを公にお話しするのは2年ぶりですが、高橋さんが提言した「外在文化」について、参加された方としっかり議論できたように思いました。こんなふうに高橋臨床を少しずつ伝えていって良いんだと思えたのは、自分にとっては大きな収穫でしたね。(天国の高橋さん喜んでくれるかな〜?)高橋臨床の雰囲気をしっかり味わえたせいか、そのあとの社会構成主義の学びもより深まった感じ。最後に参加者からこの4回の研修全体の感想もいただきましたが、とても良い評価をいただけました。ありがたいですね。 師走のせいか参加者は9名と少なめでしたが、かえって少人数で濃密な研修ができたかもしれません。

 研修後も参加者8名で近くの中華料理屋で懇親会を行い、こちらでのお話も楽しかったですね〜良い気分で新宿南口のイルミネーションを見ながら新宿駅まで歩きました。
  おっと忘れちゃいけない。当日の配布資料は下です。パスワードを入れてダウンロードしてくださいね。当日早く帰られたため、パスワードを聞かないでしまった札幌のNさん、私までメールをくだされば、パスワードお教えしますよ。よろしくお願いします。

 パスワード入力でダウンロード可能


(写真1)リフレクティング・プロセスの実習の様子


(写真2)新宿南口のイルミネーション
 
     
 56 家庭裁判所立川支局 家調協会員研修 講師
日 時 2016年12月8日(木)18:00〜20:00
場 所 やまき心理臨床オフィス研修室
内 容 演習&講義「面接技法セミナー第2回」
参加者 家庭裁判所立川支部に所属する家裁調査官9名
メ モ  立川支部にいる家裁調査官対象の「面接技法」研修の2回目。今回は3人1組になっての「ジョイニング」について様々な会話練習を行いました。今回はハードコース(?)で、最初の「話し手のリソースを見つけ、それを言葉にしてフィードバックする」という会話練習から「相手の話の土俵にのる」会話練習まで、意外に若手の調査官の方は苦戦していましたね。普段の調査面接が、ジョイニングの基本である「相手を肯定的に見る」という姿勢とは違う姿勢になっているからかもしれません。たった2時間の研修でしたが、参加した調査官にとって良い刺激になってくれれば嬉しいですね。

 今回はそのあと、立川駅前の居酒屋で懇親会を催してくれて、ちょうど研修と同じ時間にオフィスでケースをやっていたスタッフも一人合流。いろいろな話題で親睦を深めました。次回は1月の予定、今から楽しみです。
 
  
 55 日本支援助言士協会 第10期養成講座講師
日 時 2016年12月3日(土)〜4日(日)いずれも9:30〜16:30
場 所 仙台ビジネスホテル2階会議室
内 容 講義&演習「臨床理論」「家族心理学」「対人関係論」
参加者 第10期コミュニティカウンセラー研修講座受講者17名
メ モ  初めて仙台で行われた支援助言士協会の講座講師を2日間にわたり担当してきました。世話人が仙台を中心に長年東北でアドラー心理学の講座を担当してきた高橋直子さん(私の高校の先輩です!)だったこともあり、参加者は東北各地(秋田・岩手・宮城・山形・福島)から17名の方が集まってくださって、かつ皆さん高橋さんのアドラー心理学講座を受けてきた人ばかり。そのせいか、グループワークのノリも良くて、その後の質問もバンバン出てきて、私自身もそれらに答えながら、とても勉強になりました。皆さんアドラー(というよりナオラー?!笑)の考え方がしっかりと身についていた人たちが多かったので、その(アドラー心理学の)前提ができている分、講師としてもとても講義や演習の展開がやりやすかったですね。3日の夜は懇親会もしてくださり、美味しい宮城の日本酒を飲みながら参加者の皆さんと親睦をはかれたのも、とても良かったです。
 東北でもこんなにアドラー心理学のニーズがあることにあらためて驚くとともに、同じ東北出身者として、東北人たちへのアドラー心理学の学びをしっかり応援(=勇気づけ!?)したいな〜と強く思いました。ぜひまた呼んでほしい研修でしたね〜!!
 
  
 54 東京家庭裁判所調査官自庁研修 第2回 講師
日 時 2016年12月2日(金)13:15~16:15
場 所 東京家庭裁判所19階大会議室(東京都千代田区霞ヶ関)
内 容 面接技法演習
参加者 家事部調査官28名
メ モ  東京家裁での面接技法研修の2回目。前回とは違うメンバー28名での研修でした。これで東京家裁の家事部の調査官のほとんど方が研修を受けたことになるそうです。 研修が始まる前に、前回(11/18)の研修参加者のアンケート結果を見せてもらいましたが、概ね好評なコメントが多く、自信を持って今回も徹底的にロールプレイ演習を行っていきました。前回は3回のロールプレイ・セッションに対して今回は4セッション。振り返りの時間も含めて参加者は前回以上に喋りまくった感じでしたね。今回は後半の振り返りで使用する「リフレクティング・プロセス」についての簡単なプリントを作成&配布したので、講義がスムーズにできましたし、「リクレクティングによる振り返り」が参加者の皆さんしっかりできていたように思えました。今回の研修の売りの1つが、セッションごとに次々とロールプレイをするメンバーの組み合わせが変わること。これによって普段あまりお知り合いではない調査官同士が、ロールプレイや振り返りの話し合いを通して、知り合いになれることも大きいですね。最後の感想でも語ってくれましたが、参加者の皆さん本当に楽しそうでしたね〜!
 ロールプレイによる学びはホント良いですね〜!
 もっともっと学びが深まるよう講師&コーディネーターとしてロールプレイ研修の展開を工夫をしていきたいと思いました。


写真:東京家庭裁判所があるビル
 
  
 53 江戸川区教育研究所 学校サポート教室 所内研修会 講師
日 時 2016年11月29日(火)15:00~16:30
場 所 江戸川区ひらい学校サポート教室
内 容 事例検討
参加者 江戸川区学校サポート教室相談員と研究員12名
メ モ  江戸川区の適応指導教室のスタッフの事例検討会の講師を担当してきました。江戸川区との関わりもかれこれ7〜8年くらいになるのでしょうか?いつもは江戸川区の新小岩にある教育研究所で行われていたのですが、今回は私の提案で区内にいくつかある学校サポート教室で行うことになり、今回はひらい教室で。初めて降りるJR平井駅前の下町風景を少し楽しみながら、ひらい教室に少し早めに行ったところ、まだ生徒たちがいて、卓球などを楽しんでいる普段の様子を見ることができました。ひらい教室は、団地の中にあって、窓に囲まれて明るく開放的な良いところでした。
 事例検討そのものは、最初の自己紹介もあり、90分の時間があっという間に過ぎてしまい、皆十分に意見を言えたという感じではありませんでしたが、発表者にとっては何か得るものはあったようですね。よかったよかった。このようにその現場で事例検討会をするのも良いものですね〜来年はまた別の教室で行うことになるのでしょう。楽しみです。
 
   
 52 岩手県総合教育センター研修講座 講師
日 時 11月22日(火)9:15〜16:15
場 所 岩手県総合教育センター4階大会議室
内 容 講義&実習 「アドラー心理学に学ぶいじめ問題の理解と対応-アドラー心理学的取り組み方-」
参加者 岩手県内の小・中・高・特別支援の教員 98名
メ モ  秋田での研修の翌日、きりたんぽと日本酒をお土産で自宅に送った後、盛岡に移動。その日の夜は岩手の教員7名の方と美味しい岩手の日本酒と宮古から届いた美味しいお魚と共に懇親会が開催されました。良い気分で就寝しましたが、翌朝は大きな地震で目覚めました。津波被害が心配でしたが、研修会場に移動している車の中のラジオで聞いていると大きな津波や被害はない様子。ホッとしながら研修に臨めました。
 今回の岩手の教員研修は「いじめ」をテーマに、その対応&対策方法を中心にあえて据えないで、アドラー心理学の思想と理論をワークを通して学んでいただきました。いじめという現象に対する教師の考え方や「子どもや大人が学校という場でどう関わっていけば良いのか?」という点をアドラー心理学の観点から見直すことが、結局はいじめ対応&対策につながるのではないか?という思いから研修全体を構成しました。参加者の皆さん一生懸命グループワークやペアワークに取り組んでおられましたね〜! アドラーの思想を腹で分かっていれば、後は何をやっても大丈夫!というのは言い過ぎかもしれませんが、是非最後に少しだけご紹介した「クラス会議」は参加した教員の皆さんには(この研修で学んだことをベースにして)試してみてほしいですね。
 相変わらず研修の準備はギリギリだったので、資料配布は間に合わず、参加者の皆さんや担当の方にご迷惑をおかけしました。ダウンロードの資料はこの下にあります。どうぞこの資料をあらためてみながら、ゆっくり研修を振り返ってみてくださいね。

(写真)会場の裏手に見えた紅葉


パワーポイント資料-1

パワーポイント資料-2

パワーポイント資料-3

パワーポイント資料-4

 
  
 51 秋田県臨床心理士会主催 臨床心理士研修 講師
日 時 2016年11月20日(日)10:00〜17:00
場 所 秋田大学地方創生センター2号館2階会議室
内 容 講義&実習「学校臨床における他職種との連携〜システムズ・コンサルテーションの考え方・振る舞い方」
参加者 秋田県臨床心理士会会員32名
メ モ  秋田から離れて早いものでもう10年。やっと念願の秋田県臨床心理士会から研修講師として呼んでいただけました。ともに昔の秋田の心理士会を盛り上げた懐かしいメンバーも会場にいらして嬉しかったですね。
 研修はいつものように講義とともにグループワークとペアワークを織り交ぜながら、システム論の考え方と振る舞い方を徹底的に学んでいただきました。参加者からは「直線的思考(=原因論)で考えているほどの同僚に対して、直線的思考を採用しないシステム論的思考を職場でどう浸透させれば良いのか?」などといった現場で働く者の切実な質問もあり、それに対して私もしっかり答えたりしながら(その答えの内容は参加者との秘密です!笑)、とても中身の濃い研修になったのではないかと思います。スクールカウンセラーに限らず、他職種の中でいかに連携しながら良い臨床実践をしていくかという点について、「システム論」の発想と技法が少しでもお役に立てれば良いな〜とあらためて思いましたね。
 研修後には13名の秋田県臨床心理会の方と懇親会。懐かしい方や若手の方と語らいながら、秋田の美味しい日本酒とお魚を楽しみました。呼んでいただいた秋田県臨床心理士会の方々に感謝です!  おっと忘れちゃいけない、研修会の資料はこの下です。ダウンロードをどうぞ!


(写真)秋田の千秋公園の紅葉。


(写真)秋田大学の正門から


パワーポイント資料

 
       
 50 東京家庭裁判所調査官自庁研修 第1回 講師
日 時 2016年11月18日(金)13:15~16:15
場 所 東京家庭裁判所19階大会議室
内 容 自庁研修「面接技法研修」
参加者 家事部家裁調査官30名
メ モ  JR四ッ谷駅近くでおいしいランチを取ってから、約40分くらいかけて歩いて東京家裁へいきました。お天気もよく途中の皇居のお堀端のイチョウの紅葉がきれいでしたね。  東京家裁に行くのは4年ぶりくらいでしょうか? 研修担当の家裁調査官のお二人が入り口で待っていてくださったので、物々しい検問は前と違って簡単にクリア。会場の大会議室は、机が取り払われて、椅子だけの怪しい(笑!)雰囲気になっていました。  3時間近く徹底的にロールプレイだけをする家裁調査官の研修は、毎年恒例の養成課程の研修以外では初めて。養成課程よりも研修時間はたっぷりあったので、振り返りの時間をリフレクティング・プロセスを入れながらじっくり行うことができました。今回の参加者はベテランから中堅まで実務経験がしっかりある方ばかりなので、さすがロールプレイはしっかり(準備してある事例は13歳の女の子!)その役になりきっていましたね〜! 研修後も担当の方から「楽しかったです!」と私にとっては最も嬉しい感想をいただけました。  このようなロールプレイ中心の「体育」研修は、臨床実務をする者にとっては、持っている包丁を研ぐようなもの。また今回の経験を振り返りながら、研修の展開の仕方などもっと進化させたいな〜と強く思いましたね。

(写真)皇居のお堀端の紅葉。
 
  
 49 平成28年度 用賀中学校「道徳授業地区公開講座」講演会 講師
日 時 2016年11月12日(土)10:45~12:00
場 所 用賀中学校内 特活室
内 容 講演「思春期の子どもに対する大人の関わり方」
参加者 用賀中学校の生徒の保護者 約60名
メ モ  駒澤大学の近く(といっても徒歩30分くらい)の中学校で、保護者対象の講演をしてきました。土曜日の午前中に地域に公開している道徳授業の授業参観のあとに設定されている講演会だったので、はたしてどのくらい集まるかな〜とは思いましたが、教育熱心な地域なのでしょうか、たくさんの保護者の方が参加してくれました。講演会の貼り紙にはタイトルが「自己肯定感や自尊感情を高める指導について」と私が準備したものとは違ってしまっていました。講演前に対応してくださった副校長先生にどんなもんか尋ねてみたところ、「タイトルよりも、参加者が聞いてほっこりする内容にしてもらえば〜」とのこと。それなら準備したものそのままで良いかな〜と安心して講演に望むことができました。内容は得意のアドラー心理学の「勇気づけ」がメインでしたが、合間にTV出演の話も入れて、笑いもしっかりとりながら、自分としても楽しく進めることができました。中学校教員も何人か後ろの方で聞かれていたようで、講演終了後に一人の先生から「すっきり頭の整理ができてよかったです。」と声をかけてくださいました。嬉しいですね!

  さて、参加者の皆さんにはお手間をかけますが、使用したパワポの資料はこの下です。例の(!)パスワードを入力してダウンロードして、資料をお読みになりながら、ゆっくり講演を振り返ってくださいね。どうぞよろしくお願いします。


パワーポイント資料

 
  
 48 練馬区福祉職に従事する若手職員対象研修会 講師
日 時 2016年11月11日(金)18:30〜20:30
場 所 練馬区役所内会議室(練馬区豊玉北)
内 容 講義とグループワーク「明日からもっと仕事が楽しくなる!『利用者支援に役立つ』思考スイッチの切り替え方」
参加者 福祉関係に従事する若手職員25名
メ モ  初めて練馬区役所を訪れて、練馬区内の福祉職に従事している若手のための研修会で講師を担当してきました。会場は区役所19階にある立派な会議室。事前の打ち合わせ通り、パワポなし+配布資料なしの「なしなし研修」を久しぶりに行いました。最初は固かった雰囲気もグループワークが進むにつれてほぐれて、メインの「浦島太郎ワーク」ではグループごとで笑いが起きるような良い雰囲気に。その後、各グループから発表されれた「浦島太郎アナザーストーリー」はなかなかの力作(?)でしたね。最後の質疑応答でも、現場での人間関係の大変さを垣間見る質問が出てきて、それに私が応えながら、あらためて福祉の現場で頑張っている人にアドラー心理学の考えを伝えることは大いにエールになるな〜と実感しました。様々な福祉現場で若者が人間関係などで苦労しながら頑張っていることを思うと、「私ができること」はこのような研修をより良い充実したものにすることだな、ともあらためて思いました。また機会があれば呼ばれたい研修会でしたね。
 
    
 47 家庭裁判所立川支局 家調協会員研修 講師
日 時 2016年11月8日(火)18:00〜20:00
場 所 やまき心理臨床オフィス研修室
内 容 演習&講義「面接技法セミナー第1回」
参加者 家庭裁判所立川支部に所属する家裁調査官9名
メ モ  立川支部にいる家裁調査官の方々を対象に「面接技法」についての研修を、やまきオフィス1階の研修室で行いました。参加者は調査官になって1年目の方から11年目という方まで様々。最初に参加者一人一人の自己紹介をしてもらいながら、それぞれの面接に対する課題をお聞きした上で、研修を展開していきました。面接において「想像すること」「反応すること」の大切さをワークと講義を織り交ぜながら、最後は「ききかた」「話し方」のタイプについても、やはりワークを通して学んでいただきました。皆さんとても熱心に取り組んでおられましたね。この研修はあと2回行われる予定。次回は懇親会付き。こちらも楽しみですね。



写真:やまきオフィス研修室
 
  
 46 一般社団法人日本産業カウンセラー協会 東京支部 研修部主催 講座 講師
日 時 2016年11月3日(木祝)10:00〜17:00
場 所 大橋会館3階大会議室(東京都目黒区)
内 容 講義&演習「アドラー心理学入門~人間関係を変える思考スイッチの切り替え方~③」
参加者 一般の方23名
メ モ  産業カウンセラー協会のアドラー心理学の講座も3回目。今回が最終回でした。約2ヶ月おきとは言え、3回目となると参加者同士顔なじみになっている感じで、グループワークへの入りもスムーズでした。 今回の内容は、アドラー心理学におけるトラウマ理論の捉え方から始まり、ライフスタイル、課題の分離、共同体感覚と盛りだくさん。講義の合間に時々グループワークを交えて、それに伴う質疑応答といつもの展開でやっていきました。「課題の分離」のワークでは、受講者の皆さん「難しい!」と言いながらも、一生懸命取り組まれておられましたね〜! 途中でお見せしたビデオのおかげもあって、良い意味で「課題の分離」の理解が深まったように思えました。熱い質疑応答のやりとりがあったり、受講者からの発案で記念撮影があったり、講師にとっても、とても充実した楽しい研修でした。

 いつものように、この下にパワポ資料と今回はその記念写真をパスワード付きで貼り付けてあります。受講者の皆さんはどうぞダウンロードしてくださいね。
 3回シリーズお疲れ様でした! ご参加ありがとうございました。


写真)講座風景(受講者の方からいただきました。ありがとうございます!)

パワーポイント資料
写真-1
写真-2

※ 参加者の方のみパスワード入力でダウンロード可能

 
        
 45 出前授業「心理学」講師
日 時 2016年10月31日(月)14:40〜15:30
場 所 カリタス女子高等学校3階生物室(神奈川県川崎市)
内 容 講義「アドラー心理学(超!)入門」
参加者 カリタス女子高等学校 第2学年 約30名
メ モ  今年2回目の高校への出前授業に行ってきました。今回は私の通勤途中の駅から徒歩10分くらいにある私立の女子高校。女子校らしくとても綺麗で清潔感のある校舎でした。生徒たちにとっては体育祭や文化祭が終わり、さあこれから受験に向けて体制作り、という時期とのことで、そのエールになるような授業を心がけました。いつものことながら、若い学生の前だと、思わずつい熱く語ってしまう悪く癖が今回も出てしまって、一部の生徒はドン引いてましたね〜笑。ただ授業後に数名の生徒が質問に来てくれたのは、出前授業では滅多にないことだったので、嬉しかったです。その中で1名の生徒が「先生のTV『あさイチ』出演見てました」と言ってくれたので、思わず「そんな時間(NHKあさイチは平日8:15スタート)になんで観れたの?」と聞いたところ、「風邪で休んだから〜」。「それはラッキーだったね〜笑」と応えてしまいました。久々に高校教師気分をほんのちょっぴりだけ味わえましたね。楽しい時間でした。


(写真)帰り際に正門から見える講堂をパチリ。
 
      
 44 日本支援助言士協会 研修講座 講師
日 時 2016年10月29日(土)13:00〜17:00
場 所 支援助言士協会セミナールーム(横浜市)
内 容 講義&演習「イメージトレーニング〜壺イメージによる心の整理法」
参加者 コミュニティーカウンセラー第9期受講者2名、支援助言士協会理事1名。
メ モ  10月2度目の支援助言士協会での研修。なんと参加者は前回(10/15)と全く同じメンバーでした。おかげで自己紹介タイムはすっ飛ばすことができたので、最初から濃密にイメージ体験〜催眠トランスの世界(?)を堪能してもらいました。イメージ体験と言っても、そのベースは催眠トランスなので、それをめぐっての質疑応答を行いながら、合間にトランスの体験をしてもらうという感じ。もう参加者同士顔なじみになっているので、率直な意見交換ができましたね。後半は、参加者お一人お一人に私がインストラクションをしながら「壺イメージ体験」をしてもらって、その体験について体験者と観察者という立場からディスカッションして、私のミニ講義もはさむという形で進行していきました。参加者一人一人の壺イメージ体験は本当にユニークで、ディスカッションもいろいろな話題が出てきて、参加者にとっても(私にとっても)充実した時間になったのではないかと思います。 この10月は私自身、催眠学会への参加もあり、あらためて「催眠」というものの豊かさと心理臨床トレーニングとしての可能性を考えさせられましたね。
 
        
 43 平成28年度第2回子ども家庭支援ネットワーク連絡会・実務者会議における研修講師
日 時 2016年10月28日(金)14:15〜15:00(会議は13時15分〜15時)
場 所 国立市役所3階 第1・2会議室
内 容 講演「子ども虐待・不登校・家庭内暴力等の問題に取り組むために」
参加者 国立市子ども家庭支援ネットワーク連絡会・実務者会議委員+一般市民 約40名
メ モ  国立市の子ども家庭支援センターが主催するいわゆる虐待等防止の実務者会議「子ども家庭支援ネットワーク連絡会・実務者会議」の第2部で、講演をしてきました。 当日は冷たい雨。私の講演前の第1部では、国立市内での子どもの虐待や養育困難状況が疑われるケースについてのリアルな報告がありました。思わず心の中で「こんなに虐待ケースがあるのか!」と思ってしまう感じ。当然のごとく、会場は第1部が終わる頃には何となく重苦しいムードになっていました。私も第1部から参加させていただき、その報告を後ろの席で聞いていましたが、次第に自分が準備した講演内容で良かったのかな〜と少々不安になってしまっていました。何とかその気持ちを振り払って「さて、どのようにして会場のムードを変えるか?」と講演直前まで考え続けて、第2部に臨みました。 さてどのようにムードを変えたかは企業秘密として(笑)、結果は〜終了後、担当者の方から「とても良かったです! 少しずつ講演内容に参加者の方が、だんだん先生のお話に引き込まれていくのが後ろから見て分かりました!」という(お世辞も入っているとは思いますが)ありがたいお言葉をいただき、第1部のムードは第2部で少しは変えられたかなと思えました。講演中は笑いも起きましたし、参加された方は「なんとかやっていこうという勇気」を得て帰られたんじゃないかなと思います(そう思いたい!)。
 国立市では来年の1月末に市民向け講演会も予定していて、国立市とはありがたいことに継続的にご縁ができてきました。こんな感じでいろいろな所の行政とも繋がっていきたいですね。
 
 
 42 家庭裁判所調査官養成課程 第12期後期合同研修 第4班 講師
日 時 2016年10月21日(金)13:30〜16:30
場 所 裁判所職員総合研修所(東京都和光市)
内 容 講義&演習「面接技法演習Ⅰ」
参加者 家裁調査官養成課程 第12期 第4班研修生11名+指導教官1名。
メ モ  この養成課程の研修も4回目の今日で最後。今回は12期全ての研修生と研修ができました。 さて、今回もまた新しい班。今回の班の指導教官のH氏は昨年もご一緒した方だったので、思い切ってオープンダイアローグの技法の一部である「リフレクティブ・トークRT」を取り入れてやってみました。それは、グループ・トークをあるお題について語り合う時に、司会役が一人一人のメンバーにふるのではなくて、ある特定の一人と語り合って、他のメンバーにその会話を見せるというもの。研修が始まる直前にいきなり「そんなことやってみませんか?」とH指導教官に提案したところ(無茶振りの八巻です〜笑)ありがたいことにH教官は「面白そうですね〜」とのってくれたのは嬉しかったですね。さっそく研修中のグループ・トークで、なかなか研修生から意見が出てこない時などに、H教官とRTをやってみました。なかなか面白いトークがH教官と何度かできたので、研修生にとっては良い学びになったかな〜?
 課題はRTの最中の会話している同士の目線の配り方。どのような目線をおけば良いのかという点については検討&研究の余地がありますね。少し考えながら、また機会があればこのRTは実践してみようと思いました。 
 
  
 41 世田谷区シニアスクール講師
日 時 2016年10月18日(火)10:30〜12:15
場 所 駒澤大学駒沢キャンパス記念講堂
内 容 講演「『嫌われる勇気』から『幸せになる勇気』へ〜アドラー心理学的に生きるとは?」
参加者 世田谷区シニアスクール会員 約200名
メ モ  「世田谷区シニアスクール」とは世田谷区の後援事業で、区内の大学やホールを会場として年25~30回の講義を企画・開催している団体。会員数は500名を超え、平均年齢は72歳前後とのこと。確かに会場の参加者を見渡すと、私の両親世代の方ばかり。会員代表として一人の女性の方が丁寧に私の紹介をしてくださった後、紹介のお礼を言いながら「いや〜母親に紹介された気分です」と言ってしっかり会場の笑いを取りました。 ベストセラーの「嫌われる勇気」を読んでいる方は参加者の1/10いるかどうかだったので、その世代の方にできるだけわかりやすく、ゆっくりとアドラー心理学を紹介しました。途中はさんだTV出演の小ネタも結構受けたかな?(笑) 私としても楽しく、ほのぼのとした気持ちで講演することができました。 反省点は(いつもながら)事前に資料を配布できなかったこと、(こちらもいつもながら)年配の方にとっては複雑な作業であるダウンロード配布をお願いすることになってしまった点でしょうか。参加者の皆さん、資料はこの下です。PDFファイルをクリックして、例のパスワードを打ち込んでくださいね。よろしくお願いします。
パワーポイント資料
※ 参加者の方のみパスワード入力でダウンロード可能

 
     
 40 日本催眠医学心理学会第62回大会シンポジウム座長
日 時 2016年10月16日(日)9:30〜12:00
場 所 ふれあいキューブAホール(埼玉県春日部市)
内 容 シンポジウム「さまざまな臨床現場における催眠の活用」座長兼司会
参加者 日本催眠医学心理学会会員 約50名
メ モ  久しぶりに催眠学会のシンポジウムの座長をするために、シンポジストの先生方に早めにご挨拶しようと、前日の夜の懇親会から参加。横浜での研修終了後に会場の埼玉県春日部市に移動したので、始まってから1時間後に到着しましたが、料理はもうなくなっていました〜トホホ(泣)。でも久しぶりにお会いする先生方と色々なお話ができてやはり参加してよかったです。さて肝心のシンポジウムは、3人のシンポジストの先生方はみなさん個人開業されている方ばかり。そこで「催眠療法」というある意味特殊な心理技法を駆使しておられて、その配慮と工夫の一端を見せていただきました。それらの発表を聞きながら、素朴に感じた疑問や意見を、座長かつ指定討論者の役割としてシンポジストの先生方にぶつけてみました。その疑問に対して、先生方みなさん発表では語りきれなかったお話をさらにしていただき、とても良い討論ができたかな〜と思えましたね。そのシンポジウムのあとの大会長講演や公開講座にも参加して、久々の催眠ワールドに浸らせてもらいました。やっぱり、心理臨床活動の基本として「催眠」や「トランス空間」の考え方は大事だな〜とあらためて思えましたし、これからも「催眠」の世界からは離れないだろうな〜と感じた日でもありました。


(写真)学会会場のJR春日部駅近くの「ふれあいキューブ」。キレイな建物でした。
 
  
 39 日本支援助言士協会コミュニティーカウンセラー第8期講座 講師
日 時 2016年10月15日(土)10:00〜17:00
場 所 支援助言士協会セミナールーム(横浜駅徒歩10分)
内 容 講義&演習「臨床理論」
参加者 コミュニティーカウンセラー第9期受講者2名、支援助言士理事1名。
メ モ  晴れ渡った土曜日ということもあってか(?)参加者はわずか3名。それならば〜と準備してきたプリントは一切使わず、「自己紹介ワーク」を徹底的に行いました。それは1人の自己紹介に1時間以上かける秘密のワーク(?!)。私自身の自己紹介から始めましたが、何と私の時間だけで2時間近くかかりました。なぜそんなにかかるのかは〜企業秘密ですが(笑)、とにもかくにも参加者にとっては濃密な学びの場になりましたね。お一人お一人の「ナラティヴ」をしっかり聴けて、私が行うカウンセリングの雰囲気も見ることができるというのも、このワークの売りですね。私と参加者との対話の時間は、私にとってもとても勉強になりました。参加者にとってもカウンセリング空間を味わいながら、様々な臨床理論の学びにもなったと思います。このくらいの参加人数なら、この「自己紹介ワーク」はホント最強ですね!
 
      
 38 家庭裁判所調査官養成課程 第12期後期合同研修 第2班 講師
日 時 2016年10月12日(水)9:30〜12:30
場 所 裁判所職員総合研修所(東京都和光市)
内 容 講義&演習「面接技法演習Ⅰ」
参加者 家裁調査官養成課程 第12期 第2班研修生12名+指導教官1名。
メ モ  家裁調査官養成課程の研修の3回目。班は違いますが、この研修の展開の仕方にはだいぶ慣れてきました。やはり最初の自己紹介は大切ですね。特に「自分の”面接”についての課題&テーマ」も語ってもらっているのが、その後の研修に盛り込む内容が変わってくるので、いいですね〜!
  今回はシナリオ・ロールプレイの素材がそうであるように「子どもとの面接」がテーマになっていきました。いかに調査面接において子どもが安全・安心感を持つように関係を作っていくか?という点について話し合われて、その後アドリブ・ロールプレイが行われました。研修生のロールプレイを見ているうちに、私もウズウズとやりたくなったので、思わずアドリブでデモンストレーションをしてみました。まあまあの出来だったかな〜若い研修生の参考になったかな? 理屈ではなく、デモで見せるという学びの提供も大切ですね。


写真)裁判所職員総合研修所の玄関から見える風景。
 
  
 37 一般社団法人日本産業カウンセラー協会 東京支部 研修部主催 講座「家族療法入門」講師
日 時 2016年10月10日(月祝)10:00〜17:00
場 所 産業カウンセラー協会東京支部代々木教室
内 容 講義&演習「家族療法入門《第3回》」家族ロールを作る。家族面接バトンタッチ式ロールプレイの練習。家族面接のデモンストレーション。リフレクティング・プロセスによる振り返り。
参加者 産業カウンセラー協会会員など14名
メ モ  産業カウンセラー協会の家族療法入門講座の3回目。今回は体育の日の開催だからというわけではありませんが、家族面接の徹底的ロールプレイ練習を行う「家族療法・体育の時間」を展開していきました。 まずはウォーミングアップを兼ねて3〜4人組でリフレクティング・プロセスによる会話のワークを行いましたが、それぞれの組で深〜い話になっている様子。良い雰囲気のまま家族ロールを作ってもらって家族面接ロールプレイに移っていきました。みなさん家族面接には苦戦していましたが、作ってくださった幾つかの家族対して、私も初回のジョイニングのデモンストレーションをお見せしました。参加者の皆さんは、それからも何かしら学ばれたようです(と思いたい!)。 最後の振り返りで行ったリフレクティング・プロセスでも、参加者からいろいろな感想や言葉が生まれてきて、私自身もとても勉強になりました。まさに「ともに学べた」ように思えましたね〜!

  終了後に一部の参加者と行った懇親会も、お一人お一人のナラティヴが聴けてこちらも楽しかった〜!!
 次回12/10の最終回も楽しみです。

 さてさて恒例のカラーの資料は下にあります。例のパスワードを入れてのダウンロード、どうぞよろしくお願いしま〜す。


パワーポイント資料
※ 参加者の方のみパスワード入力でダウンロード可能

 
       
 36 やまき心理臨床オフィス主催研修 講師 中止となりました。
日 時 2016年10月8日(日)10:00〜17:00
場 所 たましんRISURUホール
内 容 講義&演習「アドラー心理学を日常生活で使うためのワークショップ②」
対 象
メ モ
 
    
 35 家庭裁判所調査官養成課程 第12期後期合同研修 第3班 講師
日 時 2016年10月6日(木)9:30〜12:30
場 所 裁判所職員総合研修所(東京都和光市)
内 容 講義&演習「面接技法演習Ⅰ」
参加者 家裁調査官養成課程 第12期 第1班研修生11名+指導教官1名。
メ モ  家裁調査官の養成課程の研修の2回目。おとといとはまた違う班でおこないました。今回も自己紹介を一通りまわして、アイスブレイクをしてから入りました。そこからシナリオロールプレイに展開していくのですが、そこで扱う事例の内容によって、後半の私の講義内容が変わってくるのが、この研修の面白いところ。今回は「”怒り”の扱い方」がメインテーマになっていきました。シナリオでは面接相手の怒りがだんだんエスカレートしているが、それはどうしてなのか? 相手が怒りを持っている時、それをどのように面接場面で取り上げるのか? などなど、研修生とともに考えていきました。研修生からはいろいろなアイディアが出てきて、最後は私がそれらをまとめる感じ。今回も優秀な研修生たちで、私が話そうと思っていた「怒りの背景(1次)感情をさぐる」という発想もしっかり研修生から出てきたのは嬉しかったですね〜!
 さて、この研修もあと2回。またまた次も楽しみです。
 
         
 34 家庭裁判所調査官養成課程第12期後期合同研修第3班講師
日 時 2016年10月4日(火)9:30〜12:30
場 所 裁判所職員総合研修所(東京都和光市)
内 容 講義&演習「面接技法演習Ⅰ」
参加者 家裁調査官養成課程第12期第3班11名+指導教官1名
メ モ  秋の恒例となった家裁調査官の養成課程の研修が始まりました。今年は和光市にある裁判所職員総合研修所に4回行く予定で、今回はその1回目。若い家裁調査官補の研修生11名とゼミ単位で面接技法の研修を行いました。もうこの研修も6年目くらい続いているでしょうか。研修の流れにはだいぶ慣れていて、まずはしっかりと自己紹介から始めました。やはり「出身地」「出身大学・学科」「自分の売り」をいつものようにしっかり聞いたのは良かったですが、今回はさらに「自分の”面接”における課題」ということも追加で聞いたのは、そこで研修生が言ったことをその後の講義に絡めることができたので、とても良かったですね。
 初めての面接技法演習ということもあって研修生は少々おとなしめ。質問や意見は活発に出たとは言えませんでしたが、出てきた意見はとても良いところをついていました。私がその1つ1つにコメントすることで、研修生の学びが深まっている印象で、まずまず良い研修ができたかなと思います。
 あと3回はまた違う班で行う予定、今から楽しみです。

 
  
 33 夢ナビライブ2016 仙台会場 講義ライブ講師
日 時 10月1日(土)14:20〜14:50(講義)。14:50〜16:00(質疑応答)。
場 所 夢メッセみやぎ展示棟(仙台市宮城野区)
内 容 講義「アドラー心理学」ことはじめ
参加者 夢ナビ参加高校生 約200名
メ モ  大学からの依頼で「夢ナビ」というイベントで、高校生に向けてアドラー心理学について話をしてきました。夢ナビというのは、大学受験を考えている高校生に対して、様々な情報提供や大学教師が自らの専門分野についてのプレゼンを行ったりする毎年全国の複数箇所で行われているイベント。今回私が参加したのは仙台会場で、海沿いにある「夢メッセみやぎ」という大きな会場でした。会場の駐車場には大型バスも何台も並んでいて、東北圏から大勢の高校生が参加していましたね。(主催者発表は8000名!)
 私の出番はわずか30分でしたが、一生懸命アドラー心理学が持つ面白さについてお伝えました。ありがたいことに心理学への関心の高さからか参加者は150席の椅子に座り切らず、立ち見もでていましたね〜。

 終了後は質問コーナーに移動して、5〜6人の高校生が来てくれて、アドラー心理学や国家資格の公認心理師についての質問を受けました。高校生はまさにこれから様々な道に進んでいくために、色々と模索しているようでしたね。良い刺激になってくれたかな〜?


会場の夢メッセみやぎ展示棟


夢メッセみやぎ展示棟の中の様子
 
  
 32 やまき心理臨床オフィス主催研修 講師
日 時 2016年9月22日(木祝)10:00〜17:00
場 所 たましんRISURUホール 5階 第1会議室
内 容 講義&演習「家族療法ワークショップ中級」
参加者 対人援助職の方など15名
メ モ  家族療法のワークショップは何度もやってきましたが、はじめての「中級」を行いました。参加者の数はワーク中心でやるにはちょうどいい人数が集まってくれましたし、予想通りなかなかの精鋭メンバー(?)でした。パワポも資料も準備せずに、ただひたすらワークとロールプレイを行っていきましたが、みなさん真剣に取り組んでおられましたね〜!
 家族ロールを作ってロールプレイをしていくことが中心で、家族役をやったり、セラピスト役をやったり、オブザーバーをやったりと、めまぐるしく役割を変えながら研修は進んで行ったので、参加者の皆さん最後はお疲れだったかな?
 ただロールプレイするだけにとどまらず、意識的にリフレクティング・プロセスの要素を取り入れながら、展開していきましたが、最後の参加者からの感想でもそれが好評でした。やはり、「体育の時間」であるロールプレイの学びはいいですね! 以前からの知り合いの家裁調査官の方も参加してくださり、研修後さっそく若手家裁調査官の面接技法の研修をオフィスで行うことが決まりました。うん、「心理臨床の体育の先生」になりつつあるな〜キャラ的にもいいかも?!笑


(写真)広い会場でのびのびと様々なロールプレイができました!
 
  
 31 東京三弁護士会多摩支部「子どもの手続代理人」に関する弁護士研修会 講師
日 時 2016年9月12日(月)17:00~19:00
場 所 東京三弁護士会多摩支部(東京都立川市)
内 容 講義&演習「子どもの手続き代理人にできること」
参加者 東京三弁護士会多摩支部会員の弁護士 約40名
メ モ  約4年ぶりに弁護士会多摩支部で講演会をしました。この4年間で少しずつ弁護士の方と組んで仕事をすることが多くなっていたので、弁護士の仕事内容のイメージはだいぶ持てていましたね。今回のお題の「子どもの手続き代理人」という制度は私も勉強不足で講演準備をするにあたって初めて知りましたが、離婚調停や面会交流の審判、調停などに子どもが弁護士代理人をつけて参加できる制度が新たに開始されたとのこと。細かい事例は質疑応答で討論できればいいと考えて、代理人として子どもの心理をどのように扱うかという総論的なお話をワークも交えて行いました。参加者のみなさんとても熱心に聞いてくださいましたし、ワークも楽しそうに取り組んでくれました。予想通り講演後の質問も活発に出て、お伝えしたい事がさらに議論できてよかったかな。
 終了後は立川駅前に移動して、多摩支部の子ども委員会のメンバーと懇親会。若手の弁護士さんや弁護士の卵の皆さんと楽しい時間をすごせました。酔った勢いもあって「ぜひ弁護士と臨床心理士コラボの研修会を年度内にやりましょう!」強く訴えましたが、さあ実現できるでしょうか? できるといいな〜!!
  さて、参加者の皆さん、パワポ資料はこの下です。どうぞ!




弁護士会多摩支部が入っているビル


パワーポイント資料
※ 参加者の方のみパスワード入力でダウンロード可能

 
 
 30 沖縄県社会構成主義実践研究会 講師
日 時 2016年9月9日(金)14:00~18:00
場 所 沖縄国際大学
内 容 講義&演習「オープンダイアローグ:その実践の可能性〜アドラー心理学からの対話実践の流れをたどりながら」
参加者 20名(沖縄県内の福祉実践者・心理臨床実践者)
メ モ  沖縄で実施されている駒澤の大学院生の病院実習の視察のお仕事で、沖縄入りする予定が決まった時に、以前から親しくさせていただいている沖縄国際大学の知名先生に「何か研修会やりませんか?」とこちらから提案したところ、心よく引き受けてくださって、今回の研修会が実現しました。いや〜知名先生に感謝ですね! 研修会では「オープンダイアローグとは何か?」という概説とともに「オープンダイアローグの源流はアドラー心理学だ!」という私の仮説をしっかりお話しさせていただいた後、リフレクティング・プロセスとオープンダイアローグのワークを行いました。参加者の皆さんは福祉の専門家や現場の実践者ばかりだったので、合間に出てくる質問もとても鋭いものばかり。私がむしろ勉強になったかもしれません。最後のオープンダイアローグのワークでは、そこに参加された方はモヤモヤ納得しない方がいたり、安心安全感を感じる方もいたり、多種多様(ポリフォニー的)なムードがありましたが、ワーク終了後の解説で少しスッキリされた方は多かったのではないかな〜?(と期待したい!)研修終了後の懇親会も含め、楽しい時間を過ごせました。





研修開始前

パワーポイント資料
※ 参加者の方のみパスワード入力でダウンロード可能

 
  
 29 やまき心理臨床オフィス主催「八巻の学外ゼミナール」講師
日 時 2016年9月5日(月)10:00〜16:45
場 所 たましんRISURUホール 第4会議室
内 容 講義&演習「アドラー心理学超入門」「聖域なき質疑応答」
参加者 対人援助職の方や大学院生など、計 5名
メ モ  一昨日に続いて「外ゼミ」を行いました。今回のメンバーは5名。自己紹介の時間から各々熱い思いを語ってくださったので、しっかり予定時間をオーバー。また一昨日とは違う”濃い”感じ(?)の方々でした。 今回は「あさイチ」のDVDはちゃんとプロジェクターで映せたので、落ち着いて講義できて、予定通り前半は終了し、お昼休みをはさんで「聖域なき質疑応答」の時間へ。今回はやはり一昨日とは違って、一人一人の抱えている悩みに対して参加者全員で聴き、コメントやアドバイスを提示する、といったグループカウンセリングあるいはオープンダイアローグのような深く染み入る学びになっていきました。結果的には5名全員が自らのことを語っていただけたのは良かったです。
 17時からは場所を会場近くの居酒屋に移して全員参加の懇親会による延長戦(?)。ここでも、ある問題に対しての(アドラー心理学的に)未来の解決可能性について、楽しく語り合えて、こちらもとても良かった〜!

  いや〜この2回やった「外ゼミ」は、あらたなオフィス主催の講座として定着していけるという確信を持ちましたね。ぜひまた実施しようと強く思いました。私の学びにもつながった素晴らしい参加者の皆さんに感謝です。


ゼミ開始前の会場
 
  
 28 日本心理臨床学会第35回秋季大会 自主シンポジウム 企画者&話題提供者
日 時 2016年9月4日(日)15:30〜17:30
場 所 パシフィコ横浜 会議センター5階 511+512会議室
内 容 自主シンポ「盗撮問題への心理臨床的アプローチ-ブリーフ・セラピストの関わり方-」というテーマで司会&話題提供
参加者 心理臨床学会会員 約50名
メ モ  「盗撮問題」というテーマで初めて学会発表しました。自主シンポという形式だったので、他に3人の先生方と一緒に話題提供しながらフロアの参加者と討論するという感じ。他の先生の発表もとても刺激的で大変勉強になりました。 テーマが微妙(?)だっただけに、事前は「まあ参加者は全部で8人くらいかな?女性は一人!笑」なんて予想をしていたのですが、予想を超えて参加者人数だけでなく、半分以上は女性の方。いや〜この学会会員の誠実さと可能性を感じましたね〜(上から目線!笑)
 終了後はシンポジストの先生方や他の自主シンポの先生方とも合流して、会場近くの居酒屋で打ち上げをして、そこではブリーフセラピーの学会の今後について熱く語り合いました。こちらも楽しかったな〜。うん、学会発表で自主シンポの形式は勉強になるし、ホント楽しいですね!
 
      
 27 やまき心理臨床オフィス主催「八巻の学外ゼミナール」講師
日 時 2016年9月3日(土)10:00〜16:45 第4会議室
場 所 たましんRISURUホール
内 容 講義&演習「アドラー心理学超入門」「聖域なき質疑応答」
参加者 対人援助職の方や学生、計 9名
メ モ  はじめてゼミナール形式の研修を行いました。前半(10時〜12時半)は参加者の自己紹介のあと、「あさイチ」のDVDを見ながらアドラー心理学の入門的な講義を行い、昼食をはさんで後半(13時半〜16時45分)は、参加者お一人お一人から質問を受け付けて、それを参加者全員で考えたり、私がコメントしたりするという「聖域なき質疑応答」を行いました。前半のDVDがプロジェクターに写らないというトラブルがありましたが、まあなんとか予定通り講義を終えて、お昼休みに。
午後の質疑応答の時間は皆さん積極的に質問をしてくれて、大変話し合いも盛り上がって、私にとってはもちろん、参加された皆さんにとってもとても有意義な時間になったのではないかと思いました。このような規模の研修は、自分にとって身の丈にあった感じがして、今後もぜひまたやっていきたいと強く思いましたね。同じゼミを9/5にもまたメンバーが違ってやるので楽しみです。


写真:そとゼミの様子
 
   
 26 日野市発達・教育支援センター エール研修会 講師
日 時 2016年8月30日(火)14:00〜16:00
場 所 日野市発達・教育支援センター エール プレイルーム
テーマ 講義&演習「心理援助のあり方〜ブリーフセラピーを参考に」
参加者 センター職員20名
メ モ  オフィスがある立川市の隣町である日野市の教育療育関係のセンターで職員研修会の講師を担当してきました。少し時間があったので、試しに立川駅からセンターまで歩いてみたところ、1時間半かかってしまいました(笑)。まあ歩きながら研修内容について考えられたので良かったかな?

 センターは3年前に移転したばかりとのことで、とても綺麗な建物。研修会場も広いプレイルームでのびのびとできましたね。参加者は心理職だけでなく、事務職員や保健師、保育士、OT、PTの方もいらっしゃったので、ブリーフセラピーについてのごくさわりを、できるだけ分かりやすく噛み砕いての説明と、簡単なワークを織り交ぜて行いました。みなさん楽しそうにワークをやっておられましたね。最後は少し時間が余ったので、参加者から感想等フィードバックをもらったところ、PN循環理論のNの扱い方に関心を示した人が多かったようでした。準備したパワーポイントに縛られずに、もう少しこの点だけにしぼってその場で講義とワークをやってみても良かったかもしれませんね。少し反省。

 いつもながら準備はギリギリまでやってしまったので、資料はダウンロード作戦で配布するお約束をしました。参加者の皆さん、資料はこの下です。どうぞ!


研修会場は綺麗な建物でした。

パワーポイント資料
※ 参加者の方のみパスワード入力でダウンロード可能

 
  
 25 やまき心理臨床オフィス主催研修 講師
日 時 2016年8月28日(日)10:00〜17:00
場 所 たましんRISURUホール地下1階サブホール
内 容 講義&演習「現場で使えるカウンセリングセミナー第3回:システム論的家族療法入門」
参加者 対人援助の専門家など20名
メ モ  久しぶりにオフィス・スタッフの吉田君と組んでのオフィス主催の研修会。前半は吉田君がメイン担当で家族療法についての講義中心、後半は私が担当してワーク中心というプログラムでした。前半の講義は、吉田君が意欲的に入門レベルより一歩進んだ内容をレクチャーしてくれたので、私的には勉強になりましたが、参加者にとっては少々ハードだったかな? まあ良い刺激にはなったかもしれませんね?!

 その分、後半は徹底してワーク中心で展開していくことができました。最後は家族ロールを作ってのワークできたが、参加者の皆さんとても熱心に、しっかりと家族になりきってワークしてくださいましたね。セラピスト役でも家族役でもどちらであっても、まちがいなく、良い学びになったと思います! ワーク体験の細かいフィードバックは、残念ながら時間の関係上できませんでしたが、この続きは、ぜひ9/22にある「家族療法ワークショップ中級」にご参加ください!笑

 さて恒例の(?)このワークショップの資料はこの下です。参加者の皆さん、パスワードは覚えておられますね〜? どうぞよろしくお願いします。

(家族ロールを作ってのロールプレイ実習。皆さん家族になりきっていましたね!)

 パワーポイント資料2種
※ 参加者の方のみパスワード入力でダウンロード可能

 
  
 24 一般社団法人日本産業カウンセラー協会 東京支部 研修部主催 講座 講師
日 時 2016年8月20日(土)10:00〜17:00
場 所 大橋会館2階205教室(東京都目黒区)
内 容 講義&演習「アドラー心理学入門 ~人間関係を変える思考スイッチの切り替え方~第2回」
参加者 一般の方23名
メ モ  産業カウンセラー協会でのアドラー心理学入門講座の2回目。台風が接近していて大雨だったせいか、講座が始まって間もなくサイレンの音が鳴り、会場の担当の方から「近くの目黒川の警戒水位を越えたための警告のサイレン」とのこと。少し会場に緊張感が走りましたが、「まあ、いざとなったら上へ逃げましょう!」と笑顔で声をかけてそのまま講座を進めていきました。
 今回はアドラー心理学では有名な「基本前提」という基礎理論を、講義とワークと討論を絡めてじっくりやっていきました。5つある基本前提を紹介する順序をいつもと少し変えてみましたが、そのせいかスムーズに後半の「よい人間関係づくり」の話に展開することができたかな。アドラー心理学の基本前提の教え方の1つのパターンをつかめたように思いました。また講義とワークをやった後で、その都度参加者から感想や質問をお聞きして、展開していくと、全体の学びが深まる感じがしましたね。今まで質疑応答は、最後にまとめて行うことが多かったけれど、1つの理論を講義するたびにそのワークと質疑応答をしっかりこまめに、じっくりやっていくという方法もありだなと思えました。

 前半が終わる13時頃には雨も晴れて、警報も解除。避難しなくてよかったですね(笑)。大雨にもめげず(?)積極的に参加してくださった皆さんに感謝です。講座でお示ししたパワーポイント資料をまたまた下にお示ししますので、参加者の皆さんはどうぞダウンロードしてくださいね。次回(最終回)は11月3日。今から学びがさらにどう深められるか楽しみです。

 パワーポイント資料
※ 参加者の方のみパスワード入力でダウンロード可能

 
  
 23 国立市子ども家庭支援センタースーパーバイズ研修講師
日 時 2016年8月5日(金)10:00~12:00
場 所 国立市役所1階東側臨時事務室
内 容 事例検討「虐待や不登校等の多問題ケースへの支援について」
参加者 子ども家庭センタースタッフ及び市役所関係部署 約20名
メ モ  各自治体にある虐待や不登校などの事例の現場の最前線で取り組んでいる「子ども家庭センター」の職員の研修講師を担当してきました。生活保護もそうですが、この「子家セン」の仕事も困難ケースを抱えることが多い。予定では2つの(困難!)事例を扱う予定でしたが、質問や議論が白熱(?)して、結局2時間で1つだけの事例検討となりました。その分、濃密な検討ができたかな? 参加した皆さんは中盤からはだいぶ積極的に質問や意見感想などを言ってくださり、とても良い雰囲気で事例検討ができたと思えましたね。 事例提供してくださったケースワーカーの方が、最近アドラー心理学を勉強され始めたようで、「アドラーで救われたようです」とおっしゃったので、ぜひ学びを続けて欲しいと参考書を幾つか紹介しました。

 終了後は研修担当の方からぜひ年度内に国立市で思春期の子どもに関する講演をやってほしいという要望があったので、お引き受けする代わりにこのような職員研修も年度内にもう一度やって欲しい旨を伝えました。最前線でがんばっている方を応援する意義を改めて感じましたね。
 
  
 22 日本ブリーフサイコセラピー学会第26回六本木大会 研修委員会企画シンポジウム司会者
日 時 2016年7月31日(土)10:30〜12:30
場 所 東洋英和女学院大学 新マーガレット・クレイグ記念講堂(東京都港区六本木)
内 容 シンポジウム:「女性セラピストとしてのキャリアについて考える」
参加者 ブリーフサイコセラピー学会員など約100名
メ モ  ブリーフ学会の3日目は、自分が企画したシンポジウムの司会を担当。シンポジストの3名の女性は皆シンポジウムなどで発表するのは慣れていらっしゃる方ばかりですが、テーマがテーマなだけに(?)準備にはだいぶご苦労された様子。ただ事前打ち合わせで3人が準備されたものを確認すると、見事に3者3様。始まる前から期待大でした。
 いざシンポが始まると、それぞれの視点が違いながらも、切実なナラティヴを語ってくださって、3人ともとても感動的な発表でした。そのあとの議論もとても刺激的。それに加わった私もおもわず熱く語ってしまい、最後は(とても不思議な気持ちなのですが〜)不覚にも涙を浮かべながら話していました。女性セラピストの生き様とそのナラティヴをお聴きしながら、私の頭の中では様々な連想(自分の人生のこれまでの流れや、友人の亡くなった女性セラピストのことなど)が浮かんできて、結果的に自分の心が大きく揺さぶられたのかもしれません。シンポジストや指定討論の先生方のナラティヴを聴きながら、ある意味「内部観測」的にナラティヴを味わうことができたように思えましたね〜。こちらも1つの忘れられないシンポジウム体験になりました。このシンポに参加してくださったすべての皆さんに感謝感謝です。
 
  
 21 日本ブリーフサイコセラピー学会 第26回 六本木大会 学会企画シンポジウム指定討論者
日 時 2016年7月30日(土)15:30〜18:00
場 所 東洋英和女学院大学 新マーガレット・クレイグ記念講堂(東京都港区六本木)
内 容 シンポジウム:「ブリーフ」を再定義する
参加者 ブリーフサイコセラピー学会員など約200名
メ モ  ブリーフ学会の2日目はシンポジウムの指定討論者の役割。テーマは「あらためてブリーフとは何かを考える」というもの。シンポジストは学会創設時からいらっしゃっるベテランの児島達美先生(長崎純心大学)、ベテラン寄りの中堅の菊池安希子先生(国立精神・神経医療研究センター)、若手寄りの中堅の鈴木俊太郎先生(信州大学)、そして「ブリーフの空気」を最初から吸い続けている(?)若手の法澤直子先生(長崎純心大学)の4名と、企画をした司会者の小関哲郎先生(別府あおやま心理教育研究所)の総勢6名。
 会場は綺麗な大聖堂で、ステージの横に階段があるのですが、発表者のプレゼンのあと発表者を除いた5名がその階段で語り合う(リフレクションを行う)という一風変わった雰囲気を醸し出したシンポジウムでした。4名のシンポジストのプレゼンは大変刺激的で、私もそれを聞きながら色々な連想が起きてきて、それを語らせていただく〜という感じ。思わず私が数学科の学生だった頃好きだった1940年代のフランスの若手数学者集団である「ブルバキ」の話までしちゃいました。いや〜とても充実した時間を持つことができましたね〜!。
 終了後は懇親会があったのですが、そこでも何人かの参加者から「とてもよかった」というお言葉をいただき、そのシンポジウムは本当に良いものになったんだとに実感できましたね。美味しいお酒とともに充実感のある幸せな夜を過ごすことができました。


シンポジウム後に階段に座っての記念撮影:右から児島先生、小関先生、法澤先生、菊池先生、鈴木先生、そして私。
 
  
 20 日本ブリーフサイコセラピー学会 第26回 六本木大会ワークショップ講師
日 時 7月29日(金)13:00〜18:30
場 所 東洋英和女学院大学 大学院棟201-1・2教室(東京都港区六本木)
内 容 講義&演習「ブリーフセラピー入門~会話・対話によるセラピー~」
参加者 ブリーフサイコセラピー学会員など58名
メ モ  東京理科大の松浦先生とコンビを組んで、初めてブリーフ学会の入門ワークショップを担当しました。事前の打ち合わせをして臨んだのですが、私の記憶違いで準備するパワーポイントの分量が違ってしまい、松浦先生を少々戸惑わせてしまいました。(松浦先生、ゴメンネ〜!)「会話」「対話」をキーワードに松浦先生と私との会話を軸にしてワークショップを展開したのですが、最初は(最後まで?)私のツッコミ&ギャグのキレがイマイチで、少し空回り気味の雰囲気だったでしょうか? そんな下手なツッコミにボケ的にやはり戸惑う松浦先生を見ながら、楽しんでワークショップをやってしまう私はやっぱり変なおじさんでしたね〜笑。
 参加者の皆さんも最初は戸惑いつつ、最後の方はしっかりと会話を楽しんでいたように思えました。(そうあってほしい!) 最後残り10分くらいで、大御所の某先生から「八巻と松浦先生とで『あなたはなぜブリーフセラピーを始めたのか?』について会話を続けてほしい」と提案されたのは、戸惑ってしまいましたが、その後やってみた松浦先生との会話は楽しかったな〜まさにそのテーマで最初の方にやればよかったな〜と反省。いずれにせよ、私にとっても良い学びになったワークショップでした。
 ただ最後はドタバタしたせいか、下に添付した当日資料の「パスワード」を参加者の皆さんにお伝えするのを失念してしまいました。参加された皆さん、申し訳ありません。お手数ですがパスワードそのものは、大会事務局までお問い合わせください。どうぞよろしくお願いします。

 パワーポイント資料
※ 参加者の方のみパスワード入力でダウンロード可能

 
  
 19 東京都北区教育相談研修会第4回 講師
日 時 2016年7月28日(木)
9:30〜12:00 初級コース
13:00〜15:30 中級コース
場 所 北区役所滝野川分庁舎1階大会議室
内 容 初級コース「いじめ・不登校の理解と対応」
中級コース「解決の糸口をつかむための発想の転換」講義&演習
参加者 北区の学校に勤務する教員+北区スクールカウンセラー(初級45名。中級37名)
メ モ  恒例の北区の教育相談研修会の講師を今年も担当してきました。午前中は初級コース、午後は中級コースとこれもいつもの定番の形。もう5年以上続いている形なので、私自身マンネリにならないように気をつけました。(ただちょっと弁解がましいですが〜)ブリーフ学会直前ということもあって、少し準備不足だったかもしれません。配布資料の印刷もできず、かつパワポのスライドの分量の調整をしきれなかったので、スライド量が多くてお話が駆け足気味になってしまいました。参加者にとっては少し慌ただしい研修になったかもしれませんね。反省です。

 もう癖になっていますが、そういうわけで、今回も初級と中級共に配布資料はここに添付することにします。参加者のみなさんどうぞダウンロードしてくださいね。会場への最寄の王子駅から会場までの道は、気持ちの良い川べりの散歩道。蝉の声を聞きながら歩くのは気持ちよかったですね〜


会場へ向かう途中の散歩道(1)


会場へ向かう途中の散歩道(2)


参加者の皆さん一生懸命に会話練習してくださいました。


パワーポイント資料
※ 参加者の方のみパスワード入力でダウンロード可能

・初級コース
・中級コース
 
  
 18 岩手県教育委員会主催 平成28年度授業力向上研修(免許状更新講習)講師
日 時 2016年7月26日(火)14:20〜15:50
場 所 アイーナ(いわて県民情報交流センター)(岩手県盛岡市)
内 容 授業力向上研修講座【必修1】講義「学校で活かす実効的なカウンセリング理論と技法」
参加者 岩手県内の小・中・高・特別支援学校の現職教諭、養護教諭、栄養教諭、438名(小学校教諭146名,中学校教諭108名,高等学校教諭108名,特別支援学校教諭39名,養護教諭29名,栄養教諭8名)
メ モ  岩手県の教員免許更新のための講習の1つを担当してきました。対象の教員は全県で1000名近くいるので、今回と来年1月に分けて実施する予定。会場は盛岡駅近くの近代的なキレイなビルの大ホール。せっかく盛岡に行くので〜と定番の駅前の盛岡冷麺(+カルビ!)をお昼にしっかりと食べてから会場へ。あまりにも近代的すぎて会場内で少し迷ってしまいました(笑)。

 講義は90分という時間、そして400名以上という参加者なので、講義とワークのバランスに準備段階では苦労しましたが、いざ始めてみると参加者の様子を見ながら落ち着いて進めることができました。ワークはみなさん楽しそうに語り合いをしていましたね(一部を除く〜笑)。講義内容は「新たな生徒指導や保護者対応は対話実践することである!」をコンセプトにオープンダイアローグを紹介しながら、「対話」というものを見直す必要性を(相変わらず)熱く語らせていただきました。私自身岩手の出身、両親も岩手の教員だったということもあり、おそらく会場には知り合いは何人かいたかもしれませんね。私の講義の後は何と試験があるとのことで、参加者の皆さんはそそくさと試験会場に向かっていました。ご苦労様です。

さて、参加者の皆さんへ。当日のパワポ資料はこの下に添付しています。皆さんパスワード大丈夫ですね? どうぞよろしくお願いします。

 パワーポイント資料
※ 参加者の方のみパスワード入力でダウンロード可能


(会場のアイーナ。ガラス張りのかっこいい近代的なビルでした。)
 
  
 17 一般社団法人日本産業カウンセラー協会 東京支部 研修部主催 講座「家族療法入門」講師
日 時 2016年7月24日(日)10:00〜17:00
場 所 産業カウンセラー協会東京支部代々木教室
内 容 講義&演習「家族療法入門《第2回》」事例を通しての家族療法とは?。システム論とは?。円環的思考とは?など前回のおさらい。家族療法の基本的会話ワーク。ジョイニングについて。ライブコンサルテーション。
参加者 産業カウンセラー協会会員など14名
メ モ  産業カウンセラー協会の家族療法入門講座の2回目。参加者とも少しずつ顔なじみになってきた感じ。そのせいもあって質問はどんどん積極的に出てくるので、こちらの一方的な講義という感じよりも、講師と参加者がやりとりしながら学びを深めている感じがあるのが良いですね。やはり連続講座の意義がここにありますね〜。

 今回は、講義はもちろんのこと、家族療法をマスターしていくための基本的なグループワークも少しできましたし、予定になかった参加者お一方への公開コンサルテーションも30分ほど行うことができました。このコンサルがまたさらにジョイニングやシステム的モノの見方の学びを深めることにつながったのではないか(そうであってほしい!)と思います。

 今回も(?)配布資料の印刷が間に合わず、今回の講義資料の完成版をこのメモの下に添付することにしました。(もう定番になりましたね〜)やはりパスワードかけてます。参加者の皆さんはどうぞダウンロードしてくださいね。

 第3回は10/10(祝)ですね。私もこの講座は(その後の懇親会も予定しているので)次回も楽しみです。


(参加者の皆さん、ノリノリでワークをしてくださいました!)

 パワーポイント資料
※ 参加者の方のみパスワード入力でダウンロード可能

※ 前回(5/14)の記録はこちら

 
  
 16 平成28年度 秋田県 福祉事務所管理職者 課題別研修 講師
日 時 平成28年7月19日(火)10:30〜16:30
場 所 秋田県社会福祉協議会館7階研修室
内 容 講義+討議「面接技術の基本として学ぶこと」「管理職者による部下への支援のあり方」
参加者 秋田県内の福祉事務所の管理職 9名
メ モ  5月から3ヶ月連続で行ってきた秋田県の生活保護担当者の研修は今回が最後、福祉事務所の管理職研修でした。昨年までは秋田県内の生活保護の新任ケースワーカーと査察指導員の2つの研修を行っていたのですが、その上司にあたる管理職の研修は今回初めて実施。とりあえずパワポ資料などの準備はしましたが、研修直前は「どう展開するかわからんぞ〜」という気持ちでした。やはり予想通り、最初の参加者全員の自己紹介ワークから1時間以上かかり、そのあとの参加者のニーズ把握のためのこの研修への要望を聞くだけで前半の2時間が終わってしまいました。さすが福祉行政の経験を積んだ参加者方々から出てくる話は重みがあります。出てくる話をさえぎらずに膨らませることを意識しつつオープンな討論を展開することを心がけました。時々私のミニ講義も織り交ぜましたが、トータル5時間も参加者同士で話し合いをしたことになりますね。最後の方はさすがの皆さんもお疲れの様子。私は生活保護業務の現実を垣間見ることができて、とても勉強になりました。

 このような自由討論タイプの研修が終わった後は、講師(=コーディネーター)は「参加者にとってどうだったかな?」という「不確実な気持ち」になるものですが、研修終了後に会場から聞こえてくる参加者同士の笑い声や、ずっと一緒に参加してくださった研修担当者からの「面白かったです。こんな研修は先生にしかできませんよ」という言葉(まあヨイショもあるかもしれませんが〜)を聞いて、ちょっとホッとすることができました。生活保護担当者の研修をさらに良いものにするために研鑽を続けたいですね。


 
  
 15 やまき心理臨床オフィス主催研修 講師
日 時 2016年7月10日(日)10:00〜17:00
場 所 たましんRISURUホール第1会議室
内 容 講義&演習「現場で使えるカウンセリングセミナー第2回:システム論的ブリーフセラピー入門」
参加者 臨床心理士や福祉職など14名
メ モ  今年度から始めたオフィス主催の「現場で使えるカウンセリングセミナー」シリーズの第2回目を担当。参加者はこじんまりとした感じでしたが、3人の小グループを作って研修を始めてみたところ、なかなか良い雰囲気に。質問も「さすが現場感覚!」と思えるものが多く出て、良い感じで進めることができました。おとといに続いて「システム論」がテーマでしたが、今度はパワポを使いながら、参加メンバーも違うし、私も進行にこなれたということもあったので、おとといとはまた違った面白い議論ができたように思いました。

 昼食休憩後は、ペアワークでの会話練習を4連発! 次々にやったので眠る暇はなかったと思います(笑)。

 今回はおとといの理論的な研修と比べて、より臨床現場でシステム論を適用していくための研修という位置づけだったので、事例などを紹介しながら、具体的にどのようにシステム論的考えを現場で使っていくのかを講義しつつ、質疑応答+実習をするという展開でしたが、まあ5時間しっかり・じっくりとできたかな? 予想通り最後の方は参加者もクタクタの様子。私もこの研修後オフィスに戻って1ケースやったのですが、そのあとは脱力状態でした(笑)。

 でも、おとといと今日と2連続のシステム論の研修を担当して、対人関係の仕事に就く方には「システム論」の学びは重要だとあらためて痛感しましたし、アドラー心理学とシステム論、そしてナラティヴ・アプローチやオープンダイアローグとの関係も少し整理できたのは、自分にとってもとても良かったですね。
 
  
 14 支援助言士協会 研修講座 講師
日 時 2016年7月8日(金)19:00〜21:00
場 所 支援助言士協会セミナールーム(横浜市)
内 容 講義&演習「システム論〜家族療法の基本的な考え方を学ぶ」
参加者 一般の方12名
メ モ  2時間がっつりと「システム論」について久々に講義をしました。この講義のためにあらためてシステム論について本を読み直したり、ネットで調べたり、以前書いた論文を読み直したりしたのですが、やっぱりシステム論は面白い!

 この面白さを2時間でどう伝えるか準備段階は苦心しました。少人数の参加者なので、一方的な講義だけでなく、「どうシステムを捉えるか?」という議論もできればと思って臨んだところ、参加者からは質問が次々と出てきて、予想以上に「システム」への理解が進んだように思えましたね。講師としては欲張って、さらに次の世代のシステムである「オートポイエーシス」についても取り上げて、それに関して以前に私が書いた論文を、研修の最後には参加者の皆さんと読み上げました〜!。これもオートポエーシス理解のためにやってみたのですが、さて参加者の理解を深めることはできたでしょうか?

 でも、より良い学びのために講師として教え方に工夫をし続けていくことは大事だな〜とあらためて思いましたね。
 
  
 13 日本支援助言士協会主催 「こころとからだと向き合うアドラー心理学体感合宿」 講師
日 時 2016年7月2日(土)〜3日(日)
場 所 キープ自然学校 (山梨県北杜市)
内 容 講義、シンポジウムなど
参加者 21名 (内 講師5名)
メ モ  初めて開催した支援助言士協会主催の「アドラー心理学体感合宿in山梨」に講師として参加しました。講師陣も「アドラー臨床心理学入門」(アルテ)を書いた3名(私と鈴木義也先生、深沢孝之先生)そして支援助言士協会の鶴田恵美子先生と梶野真先生と5名も参加。それぞれが自分の持ち時間を担当したり、一緒にシンポジウムするなど、刺激的な時間を持つことができました。

 7/2の1日目は深沢先生の「ゆる体操」の体験から始まり、鈴木先生の「ここがツボだよアドラー心理学」(内容的には「ここが心配だよアドラー心理学」かな?)という講義&討論。美味しい手作りの夕食後には講師陣全員参加で「アドラー心理学的支援とは何か」というお題でシンポジウム(というか全体討論)を行いました。シンポジウムの後は懇親会。秋田のうまい日本酒を準備したこともあって(いつもながら)飲みすぎちゃったかな?
 でも参加者といろいろ話をして深夜の1時過ぎまで語り合いました。

 2日目の午前中は私の担当で「イメージ体験」のセッション。参加者全員に朝からトランスでリラックスしてもらいました。そのあと梶野先生が「アドラーとドライカース」というタイトルで講義&討論。最後に振り返りをして解散となりました。

 いや〜「アドラー心理学体感合宿」という名前に負けない、体と心を通してアドラー心理学の世界(共同体感覚?)を学べたという感じでしたね。参加者からの意見や他の講師陣の講義やシンポなどでのコメントは、とても勉強になりましたし、私もこのような合宿という濃密な時間と空間での講師という立場での学び方や振る舞い方についても、意識的に体験できたのは、今後の臨床活動に参考になったと思えました。

 終了後、講師陣で会場近くの清泉寮のレストランで昼食をとりながら反省会をやって、「また来年もやりましょう!」と盛り上がりました。疲れはありましたが、心地よい充実感のある疲れでしたね。あっそうそう来年のこの合宿までに本を書こうという話にもなりましたね。来年はさらに良い合宿になるよう、また日々研鑽ですね。


(シンポジウムでのひとこま)


(イメージ体験のセッション中)


(集合写真)

 
  
 12 立川市教育委員会教育支援課講演会講師
日 時 7月1日(金)14:30~16:30
場 所 立川市子ども未来センター多目的室
内 容 講演「保護者に“伝えたい”が伝わるコツ~上手なコミュニケーションのために~」
参加者 保育士、幼稚園・小学校・特別支援級の教員など33名
メ モ  立川市教育委員会の講演会も今回で4回目くらいでしょうか? 今回は「教員の保護者への伝え方」がテーマ。コミュニケーションは伝え方ときき方がセットになっているという話から、オープンダイアローグの話まで、思い切って展開させながらお話ししました。参加者は圧倒的に若い女性の保育士さんが多かったので、少し難しい話だったかもしれませんね。最初は少しワークをしたのですが、席が近くの方と2〜3人組のグループを作ってのワークは、みなさん楽しそうにやっていました。もう少しワークを多くしても良かったかな?
 質疑応答の時間で質問は2〜3つ出ましたが、それ以上はあまり出なかったので、最後はグループごとの代表者一人一人に感想を述べてもらいました。いざ言ってもらうと、なかなか触発される内容の感想が多く、感想を言ってもらうたびに私が思わずコメントしてしまいましたね〜。感想を述べてもらうのもイイものですね。ただ2時間という研修時間の長さはちょっと中途半端な感じ。もっとしっかり時間を4〜6時間くらいとって、ワークショップみたいにしても良かった内容だったのですが、それだと敷居が高くなっちゃうのかな? なかなか企画も難しいものですね〜!
 またまたパワーポイント資料はこの下に添付しました。パスワード付きです。よろしくお願いします。

 パワーポイント資料
※ 参加者の方のみパスワード入力でダウンロード可能
 
  
 11 支援助言士協会 研修講座 講師
日 時 2016年6月26日(日)10:00〜17:00
場 所 支援助言士協会セミナールーム(横浜市)
内 容 講義&演習「新しい家族療法のかたち〜オープンダイアローグとは?」
参加者 一般の方9名
メ モ  オープンダイアローグ(OPD)の研修会を支援助言士協会の講座で初めて行いました。自分にとってもOPDの研修会を担当するのはオフィスで今年の3月にやって以来の2回目。少し準備も進行もこなれてきたかな? 参加者の自己紹介ワークから始まって、参加者からの要望を聞きながら、OPDを行うための基本的なワークなどをいくつか行っていきました。配布資料は3枚程度に抑えていたこともあり、講義は最小限にして、ともかくワークと討論をどんどんやっていった感じ。参加者の皆さんも少しずつOPDの基本原則の1つである「不確実性の耐性」がついてきたのかな?

 最後の参加者からの感想の「もうヘトヘト。早く家に帰ってビールが飲みたいです。」は全く同感! このようなワークは自然に頭も心も使うので、思っているより疲れているんですよね〜。私としてはOPD研修の意義と可能性をあらためて実感できて良かったです。夏には沖縄でやる予定ですが、今年中にもう1回東京でOPDの研修会を企画しようと思いましたね。


写真(オープンダイアローグの基本的なワークを2組に分かれてやりました。)
 
  
 10 一般社団法人日本産業カウンセラー協会 東京支部 研修部主催 講座 講師
日 時 2016年6月25日(土)10:00〜17:00
場 所 日本産業カウンセラー協会 東京支部 代々木教室
内 容 講義&演習「アドラー心理学入門~人間関係を変える思考スイッチの切り替え方~①」
参加者 一般の方25名
メ モ  今年度も産業カウンセラー協会でアドラー心理学を持つことになりました。しかも今年度は3回シリーズ! 何をやろうか迷いましたが、まずは先月出演したNHK「あさイチ」で語りきれなかったことを語るのも良いかな〜と考え、それに絡んで(世間ではアドラー心理学の体現者と言われている)ホリエモンの近畿大学の卒業式での伝説の(?)スピーチとあさイチのDVDをまず見てもらい、そこからアドラー心理学の解説&演習と進んでいきました。あらめてそれらの映像を見てみると、ホリエモンにせよ、あさイチにせよ、やはり世間のアドラー心理学に対する理解のズレ具合を感じることができましたね〜。そのズレを丁寧に説明しながら演習を挟むという今までとは違う新しい形で研修を展開していきました。参加者の皆さんもとても意欲のある方ばかり。講師としても3回連続で講座があるということで余裕を持って進めることができました。おかげで準備していたパワーポイントの1/3分しか進めなかったですね(笑)。

 今回の研修の準備は(いつものように?)ギリギリまでかかってしまい、当日は資料を配ることができなかったので、参加者の皆さんに、研修で使ったパワーポイント資料は、この欄の下にパスワード付き添付ファイルで置いておくという約束をしました。参加された方はどうぞ研修中にお教えしたパスワードで開いてダウンロードしてください。どうぞしっかり復習してくださいね。

 うん、この資料配布の方法、やっぱり便利だな〜今後も確信犯的にやろうかな〜

 パワーポイント資料
※ 参加者の方のみパスワード入力でダウンロード可能
 
  
 9 支援助言士協会 研修講座 講師
日 時 2016年6月24日(金)19:00〜21:00
場 所 支援助言士協会セミナールーム(横浜市)
内 容 講義&演習「イメージトレーニング〜壺イメージによる心の整理法」
参加者 一般の方13名
メ モ  久しぶりに「催眠イメージ」の研修を担当しました。最近は「催眠」という言葉にあまりこだわらなくなったせいか、研修会もお呼びがかからなくなっていましたね〜笑。同日の昼間にちょうど大学院生の授業があったので、リハーサルも兼ねて同じようなプログラムでやってみたところ、大学院生は皆ユニークなバライティーのあるイメージを想起。研修メニューには自信を持ってこの研修に望みました。いざやってみると、参加者の皆さん、大学院生に負けない(?)本当に一人一人の個性が感じられる様々なイメージ体験をしていましたね。あらためて催眠イメージ体験のパワーやその意義を感じました。

 10月にもこのイメージの研修会を予定していて、今度は2倍の4時間研修。さらにじっくりイメージ体験実習ができそう。今から楽しみですね。

 
  
 8 秋田県 新任査察指導員 基礎研修講師
日 時 2016年6月22日(水)9:30〜15:30
場 所 秋田県社会福祉協議会館7階研修室
内 容 講義・演習「査察指導員によるスーパーバイズについて」
参加者 秋田県内の福祉事務所の査察指導員 5名
メ モ  昨年に引き続いて、生活保護ケースワーカーの上司にあたる「査察指導員」の研修を担当しました。査察指導員の仕事のイメージはだいぶ理解してきたので、研修内容の準備はスムーズにできたのですが、参加者が5名という少人数ということだったので、どこまで参加者一人一人のニーズに応えるのか、一方でこちらが事前に準備したものをどのくらい提供したら良いのか、研修前は迷いました。まあ最後はその場で判断しようと決めましたが(笑)。いざ始めてみると、とてもノリの良い参加メンバーで、場がほぐれてくると、どんどん自らの苦労話が出てくる出てくる。私の講義のようなものや資料は、結果的には準備したのものの半分もいらなかったかったかな? それだけ参加者の皆さんにしっかりと語っていただく研修ができました。先日研修を受けた田嶌誠一先生曰く「現場は学問のはるか先を行っている」を実感しましたね。生活保護の実際は本当にドラマ以上の事例ばかり。今回の研修はその苦労話を査察指導員の皆さんに吐き出してもらうことはできました。ただ欲を言えば、査察指導員にとってより良い解決に至る学びを提供したとは言えないかな。今後も生活保護の世界に関わる上で、大きな課題をいただいた気持ちにはなりましたね。来月はこの福祉事務所の管理職(査察指導員の上司)の研修を担当する予定。頑張るぞ〜!


 
    
 7 秋田県総合教育センター研修講師
日 時 2016年6月21日(火)13:00~16:15
場 所 秋田県自治研修所 2階研修室
内 容 講義&演習「教育相談のあり方ー気になる子どもや保護者の理解と援助ー」
参加者 秋田県内の小、中、高、特別支援の学校の生徒指導や教育相談を中核となって推進する教諭40名。
メ モ  先月に続いての秋田出張。今回は2日間連続で別の場所の研修講師。1日目は秋田県総合教育センターで県内の教員対象の研修。この総合教育センターでの研修は2002年から毎年やっているので、今回で15回目! う〜ん1つの歴史ですね(笑)毎年熱心に参加してくださる教員が多いのですが、今回もそうでした。合間に挟むグループ演習で熱く討論してくださる方は多かったです。

 この時期の秋田は梅雨らしくなく、爽やかに晴れ間があって気持ちの良い季節ですね。良い気分で終えることができました。この日は秋田駅近くのホテルで一泊。夜は行きつけの店で秋田の美味しい日本酒と料理を楽しみました。こちらも良かった〜! 地方出張する時のほのかな楽しみです。
 
  
 6 埼玉県私立 昌平高等学校 出前授業 講師
日 時 2016年6月17日(金)10:00~11:10,11:20~12:30
場 所 昌平高等学校 1年5組教室(埼玉県北葛飾郡杉戸町下野851)東武日光線「杉戸高野台駅」 徒歩15分
内 容 講義「アドラー心理学って何?〜アドラー心理学超入門」
参加者 1学年の生徒88名+保護者8名
メ モ  久しぶりの出張出前授業でした。今回は埼玉県杉戸町にある私立高校。途中ののどかな田園風景を見ながら、駅から徒歩15分の道を、梅雨の合間の暑い晴れ間の中、楽しみながら散歩気分で高校までの道を歩いて行きました。いつになく準備は気合いを入れてしっかりとパワポと資料を作っていき、やはり気合いを入れて講義しましたが、高校生たちのキラキラした目を見ると、自然に熱く(説教気味に?)語ってしまうのは、中学校教員を両親に持つ血が騒いでしまうからなのでしょうか?(笑) まあ、この出前授業が刺激となって、一人でも多くの高校生がアドラー心理学の本を読んでくれたら〜と帰りの電車の中で祈る気持ちになりましたね。
 
  
 5 秋田県 新任生活保護担当職員 基礎研修 講師
日 時 2016年5月24日(火)9:30~15:30
場 所 秋田県社会福祉協議会館7階研修室
内 容 講義&演習「ケースワーカーのストレスマネジメント」「面接技術の基本」
参加者 秋田県・市福祉事務所の生活保護担当職員(生活保護行政経験1年未満のケースワーカー及び医療・介護扶助事務担当)48名
メ モ  毎年この時期の恒例である秋田県の生活保護担当のケースワーカーの新任研修を今年も担当してきました。この研修も今年で3年目。これまでで最も多い受講者数でした。最初は真面目そうなカタい雰囲気でしたが、講義だけに偏らないようグループワークなどを交えて展開していったところ、午前中の終わりころにはすっかりリラックスした雰囲気に。さらに午後はペアワークによる会話練習三昧。皆楽しそうに会話していましたね〜! 生活保護のお仕事は想像以上にストレス多きもの、最後はエールをこめてミニ講義をしました。まずまず参加者の満足してくれる研修が展開できたかな?

 終了後、帰りの新幹線に乗る前に、秋田駅近くの酒屋に寄って、店主オススメの美味しい日本酒を一升瓶3本も買ってしまいました〜笑。まあ昨日のTV出演と今日の研修と頑張った自分にご褒美です! これから3カ月連続で秋田でお仕事なので、日本酒の買いすぎには気をつけようっと!笑



(研修時の私の様子を担当職員が撮影してくれました)
 
  
  NHK あさイチ「特集:心理学」のコメンテーター
日 時 2016年5月23日(火)8:15~9:55
場 所 NHK(東京都渋谷区)
内 容 特集「心理学のテクニックや考え方で、人付き合いをスッキリさせよう」でコメント
メ モ  当初は4/18の放送予定が延期になっての今回の出演。当日は朝6時過ぎにスタジオ入りしてリハーサル。事前に1度NHKに行っていて、ディレクターやプロデューサーと放送内容の打ち合わせをしていたので、準備はしっかりできていました。そのせいか初のTV出演の緊張は不思議となかったですね〜。

 本番は生放送だけあって時間は押せ押せ、ほとんど台本通りには展開せず、ADさんたちは焦っていたようでしたね。本番でのイノッチの鋭いツッコミに感心しながらも、私もしっかり自分の意見は述べさせてもらいましたよ。ただ準備したことの5%くらいしか言えなかったかな〜? 有働アナやイノッチの本番での切れのある振る舞い方にTVのプロフェッショナルさを感じましたね。TVの仕事をしている人たちはホントすごいですね!

 視聴者の方にアドラー心理学を誤解なく紹介できたかは少々不安ですが、まあ自分の家族や親族には評判が良かったようです(笑)。普段とは違う異文化世界にに少しお邪魔させてもらって楽しんだ感じでしたね。色々な意味で良い経験になりました。


(放送後の出演者の皆さんと〜左から瀬田アナ、私、齊藤勇さん、荒木香織さん、有働アナ)
 
    
 4 一般社団法人日本産業カウンセラー協会 東京支部 研修部主催 講座「家族療法入門」講師
日 時 2016年5月14日(土)10:00~17:00
場 所 産業カウンセラー協会東京支部代々木教室
内 容 講義&演習講義&演習「家族療法入門〜組織や家族で活かす複数面接の考え方・振る舞い方 第1回」自己紹介。家族療法とは?。システム論とは?。円環的思考とは?
参加者 産業カウンセラー協会会員など15名
メ モ  産業カウンセラー協会の家族療法の講座を担当して3年目になりましたが、今年度は4回の連続講座。4回とも同じ参加者なので、じっくりと家族療法について学ぶことができるというもの。17名の申し込みがあったとのことですが、第1回目の今回は15名の参加でした。まずは参加者のニーズを把握するため、受講者一人一人自己紹介も兼ねて「なぜこの講座を受けようと思ったのか?」「この講座に期待することは?」をしっかりと語っていただきました。受講者の職種・立場も家裁調査官・警察関係・会社員・キャリアカウンセラー・専業主婦など様々で、ニーズも家族療法を純粋に学びたい方から、自分の家族の問題について考えたい方までこちらも様々。初めて家族療法の研修を受ける方が多く、講師としては燃えましたね〜笑! 講座が進むにつれて、次第に受講者からも積極的に質問も出てくるようになって、こちらも楽しく研修を展開することができました。最後は次回以降の研修後の懇親会の打ち合わせまでするような、良い学びの仲間意識が芽生えたようです。良いスタートを切れたように思います。また次回が楽しみですね。


(講義の合間にグループワークをやっているところ)

 パワーポイント資料
※ 参加者の方のみパスワード入力でダウンロード可能

 
     
 3 神奈川県臨床心理士会 平成28年度 第1回スクールカウンセラー研修会 講師
日 時 2016年5月7日(土)10:30~16:30
場 所 かながわ県民センター2階ホール(横浜市神奈川区鶴屋町2-24-2)
内 容 講義&演習「学校臨床活動における原点としてのアドラー心理学」
参加者 神奈川県臨床心理士会会員140名
メ モ  横浜で神奈川県のスクールカウンセラー研修会の講師を担当してきました。GW後半という日程にもかかわらず、140名の臨床心理士が集まってくださり、ワークショップ形式の5時間の研修を行いました。さすが専門家ですね〜グループワークにも皆すぐ馴染んてくださり、どのグループも熱い(?)討議をしていましたね! グループごとの発表ではどのグループもロールプレイ形式でしっかりと報告してくださるなど、「神奈川のSCレベル高!」とおもわず叫んでしましました(笑)。

 だいぶ欲張って内容を盛り込んだので、ワーク1つ1つが少々駆け足気味になったのは反省点でしょうか。参加者には簡単な配布資料を配っていたのですが、やはり研修中にお示ししたパワーポイントの資料もしっかり配布したいと思い、今回初めてこの欄の最後にPDFファイルとして置いておくことにしました。参加者の皆さんはどうぞダウンロードして研修を振り返ってくださいね。残念ながら(参加した方だけにお伝えした)パスワードがかかっています。この資料配布の仕方、なかなか我ながら良いアイディアかな?(笑)今後どんどんやっていこうっと!





 パワーポイント資料
※ 参加者の方のみパスワード入力でダウンロード可能

 
    
 2 やまき心理臨床オフィス主催 アドラー心理学ワークショップ講師
日 時 2016年4月24日(日)10:00~17:00
場 所 たましんRUSURUホール5階 第1会議室
内 容 講義&演習「アドラー心理学を日常に活かすための入門ワークショップ 子育て&子どもへの関わり方」
参加者 一般の方17名
メ モ  今年度初めてのオフィス主催のアドラー心理学研修。最初は熊本地震の被災者の方々のために黙祷から始めました。残念ながら参加者は少なめでしたが、メンバーはなかなか積極的な意欲のある方ばかり。3〜4人のグループに分かれてのいつもの実習&講義形式で行いましたが、皆本当に楽しそうに討論していました。参加者同士で「勇気づけの心構え」を考えたり、自分の身近な日常にある「課題の分離」ケースについて考えたりと、とてもハードな難しい内容の討論でしたが、最後まで一生懸命話し合っている参加者の姿にとても感心させられました。質疑応答の時間も面白く、こちらとしては今後の研修企画のヒントになる学びもありました。このくらいの規模の研修も良いもんですね! 今後、このようなこじんまりした研修も考えていきたいと思えました。
 
    
 1 日本支援助言士協会コミュニティーカウンセラー第8期講座 講師
日 時 2016年4月16日(土)13:00~17:0
場 所 支援助言士協会セミナールーム(横浜駅徒歩10分)
内 容 講義&演習「臨床理論」
対 象 コミュニティーカウンセラー第8期受講者13名
メ モ  今年度初の支援助言士の研修会。今回も少し内容をバージョンアップして臨みました。会場の最寄駅の横浜より2駅前の新子安駅で降りて50分近く歩いて、横浜駅前のタカシマヤの6階にあるイノダコーヒーで美味しいブランチを食べて気合いを入れてから会場へ。会場のセミナールームはこじんまりとしたところなので、参加者13名でいっぱいの状態。さらに今回の参加者はいつも以上に熱い方(?)ばかりで、最後の方は質問が止まらない感じでした。私も負けずに(?)熱く語ってしまいました。いや〜楽しかったです!

 今年度はこの支援助言士の研修はあと4回担当予定なので(横浜に来ることも含めて)楽しみです。